2017年3月6日、韓國(guó)の國(guó)政介入事件について政府から獨(dú)立した立場(chǎng)で捜査を行ってきた特別検察チーム（特検）が捜査結(jié)果を発表した。捜査対象となったあらゆる疑惑のうち、旅客船セウォル號(hào)の沈沒事故當(dāng)日の樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)の行動(dòng)をめぐるいわゆる「空白の7時(shí)間」問題に関しては真相究明に至らなかったといい、事故から3年近く尾を引くこの問題は迷宮入りする可能性が高くなった。韓國(guó)?聯(lián)合ニュースなどが伝えた。

特検は捜査結(jié)果の発表の中で、2014年4月15日夕方からセウォル號(hào)事故が発生した翌16日午前10時(shí)ごろまで、樸大統(tǒng)領(lǐng)が何をしていたのか、またその間に違法な美容施術(shù)を受けていたのかどうかについて「依然として確認(rèn)できなかった」と明らかにした。樸大統(tǒng)領(lǐng)の諮問醫(yī)を務(wù)めた大學(xué)教授や、大統(tǒng)領(lǐng)に美容整形施術(shù)を行っていた民間病院の院長(zhǎng)などに當(dāng)時(shí)の行動(dòng)について聞き取りを行ったが、いずれも當(dāng)日は地方などに遠(yuǎn)出していたとの証言が得られ、「7時(shí)間」とは「無関係と確認(rèn)された」という。

一方、特検は発表資料に、樸大統(tǒng)領(lǐng)の顎部分に注射痕のようなあざが見える寫真を掲載している。セウォル號(hào)事故前日の15日にはなかった痕が、事故翌日の17日と21日の顔寫真に寫っているとするものだ。

しかし、大統(tǒng)領(lǐng)府の家宅捜索が大統(tǒng)領(lǐng)府側(cè)の反発などから不発に終わり、樸大統(tǒng)領(lǐng)の対面での取り調(diào)べも実現(xiàn)できなかったことから、特検が確認(rèn)できたのはここまで。捜査の陣頭指揮に當(dāng)たってきた樸英洙（パク?ヨンス）特別検察官は「セウォル號(hào)の7時(shí)間に関連した大統(tǒng)領(lǐng)の具體的な行動(dòng)を明らかにするには限界があった」とし無念さをにじませた。

この報(bào)道は韓國(guó)で大きな注目を集め、ネットユーザーから多數(shù)のコメントが寄せられている。コメント欄には「お疲れさま。特検が誇らしい」「特検の皆さん、ありがとう！」「樸検事が聲を詰まらせた時(shí)、僕もじーんと來てしまった」と、特検への感謝や慰労の聲が多く並ぶ。

また、「逃げ隠れする人が本當(dāng)の犯人だ」「樸槿恵は心まで汚れている」「大統(tǒng)領(lǐng)が自分の口で堂々と語れないなんて、どれだけ汚いことをしたんだ？」「これだけは死んでも隠し通す気だな」「証拠隠滅も罪に當(dāng)たるはず」と、大統(tǒng)領(lǐng)や大統(tǒng)領(lǐng)府を批判する聲も。

さらに、「捜査の難しさは相當(dāng)なものだっただろう。正義ある國(guó)にならなきゃいけないのに」「政権交代してまた捜査すればいい」「家宅捜索もさせてもらえずに明らかにできるわけがない。弾劾したらすぐに大統(tǒng)領(lǐng)府を捜索すべきだ」と、今後を見據(jù)える聲も寄せられた。（翻訳?編集/吉金）