転落直前に盲導(dǎo)犬のハーネス放していた…、亡くなった日本人男性に中國ネット感動

Record China    2017年1月21日(土) 1時5分

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20日、埼玉県で目の不自由な63歳の男性が、駅のホームから転落して死亡した事故を中國メディアが取り上げた。

2017年1月20日、埼玉県で目の不自由な63歳の男性が、駅のホームから転落して死亡した事故を中國メディアが取り上げた。男性が転落の直前に、連れていた盲導(dǎo)犬のハーネスを放していたことに、ネットでは感動が広がっている。

事故が起きたのは14日、JR蕨駅で盲導(dǎo)犬を連れたマッサージ師の男性が、階段の脇のホームの幅が狹くなっている部分で足を踏み外して線路に転落。列車と接觸して死亡した。男性は転落時に、盲導(dǎo)犬のハーネスから手を放しており、盲導(dǎo)犬は無事だった。

このニュースを人民日報などが伝えると、中國のネットユーザーからは「人は転ぶときに本能的に物をつかもうとするはずなのに、彼は手を緩めることができたんだね(泣)」「ニュース見てつらくなった。感動した」「善良な人はきっと天國に行けるよ」「あなたのおかげで世界は少し美しくなりました」など、男性がとっさに盲導(dǎo)犬の命を守ったと受け止めるコメントが多く寄せられた。

また、中國では18日に子犬を虐殺する様子を配信した男に非難が殺到していたが、「昨日、イヌを虐殺する様子を生配信したゴミがいたが、それに比べてこの日本人はずっと立派」と比較するコメントや、「日本は早急にホームドアを設(shè)置し、乗客の安全を確保すべき。日本の鉄道の駅はほとんどがホームドアがない」といった指摘も寄せられた。事故が起きた蕨駅では、2020年までにホームドアを設(shè)置する予定だったという。(翻訳?編集/北田

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