2008年2月26日、法制網(wǎng)の報(bào)道によると、現(xiàn)在広東省深セン市で開(kāi)催されている「全國(guó)検察機(jī)関第4回不正の密告に関する會(huì)議」に參加した検察関係者によると、密告者保護(hù)のための立法が最高人民検察院と関係諸機(jī)関との間で協(xié)議されているという。密告者は報(bào)復(fù)を受ける可能性が高く、保護(hù)が求められていた。

【その他の寫(xiě)真】

2006年4月3日、四川省武勝県で共産黨組織書(shū)記だった男性の妻李亜（リー?ヤー）さんは慘劇を目の當(dāng)たりにした。自宅の前で突然、見(jiàn)知らぬ男が夫を押し倒し、なたで足を切斷したのだ。李さんはその光景に驚きの聲を上げる間もなく目と口を塞がれた。この數(shù)分の出來(lái)事の後、血の海に倒れた夫は足と頭に重傷を負(fù)っていた。

李さんの夫は腐敗に関して中央や省の関係機(jī)関に何度か投書(shū)しており、この間、度重なる脅迫を受けていた。李さんも警察も「報(bào)復(fù)だった」とみている。

腐敗の密告者が報(bào)復(fù)される例は多い。ここ5年で1000件以上の密告への報(bào)復(fù)事件が発生している。しかし、現(xiàn)在、密告を受けた機(jī)関が密告者を保護(hù)することとなっており、検察の介入は「事件」となってからだった。

憲法では密告者の保護(hù)が明確にされているものの、保護(hù)をうたう法律は存在していない。こうした狀況に今回、光が射したというわけだ。すでに多くの地方検察院が密告者を保護(hù)する條例を成立させるべく動(dòng)き出しており、大いに期待が寄せられているという。（翻訳?編集/小坂）