荷物背負い、妻子乗せ、春節(jié)大移動の「バイク大軍」が今年も出発―中國

フライメディア    2017年1月23日(月) 15時10分

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20日、中國の舊正月?春節(jié)を故郷で迎えるため、バイクで帰省する「バイク大軍」が今年も道路を埋め盡くしている。

1月20日、中國の通信社?中國新聞社のウェブサイト「中國新聞網(wǎng)」によると、中國の舊正月?春節(jié)を故郷で迎えるため、バイクで帰省する「バイク大軍」が今年も道路を埋め盡くしている。

19日、中國珠江河口の広州、香港、深セン市、東莞市、マカオを結(jié)ぶ三角地帯「珠江デルタ」を出発し、西へ帰省する「バイク大軍」は、小雨の降る中、雨合羽を羽織り、荷物を背負い、妻子を乗せ、家路へと急ぐ。そのうちの一人、莫際助(モー?ジージュ)さんは、「バイクで帰省するのは今回で8年目。鉄道は料金が高い上、購入しにくい」と語る。

「バイク大軍」の出現(xiàn)は、2000年まで遡る。當時、広東省で働く広西籍の出稼ぎ労働者の多くが鉄道の切符を買えず、モーターバイクで帰省した。この10年、バイクで帰省するスタイルが広まり、もっとも多かった時期では60萬臺を超える。

広東省や広西省に位置する238のガソリンスタンドは今、「おもてなし駅」に変身している。そこでは、1月20日以前に申し込んだ「バイク大軍」は、給油1回分が無料になるサービスを行っている。また、ガソリンスタンドでは、赤いテントが張られ、ボランティアが人気のしょうが湯やお粥を提供する。春節(jié)期間中、ボランティアの數(shù)は5000人に上り、生姜4000キログラム、タマゴ3000個、米1000キログラムが準備されている。

貴陽?広州間、南寧?広州間などで高速鉄道が開通することで、珠江デルタで働く出稼ぎ労働者の帰省は一気に便利になった。そのため、近年、「バイク大軍」の総數(shù)は、減少傾向にあり、最多時期と比べると、20%から30%減少した。また、老人や子供の數(shù)は明らかに減少し、中年夫婦が主になっている。(提供/フライメディア)

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