「年越しムード」もいよいよカウントダウン、準(zhǔn)備も佳境へ―中國

フライメディア    2017年1月26日(木) 23時10分

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1月20日は舊暦12月23日で、中國では「小年」と呼ばれる日にあたる。この日をさかいに「春節(jié)(舊正月)」を迎える準(zhǔn)備が本格的に始まるのだ。この小年は、地域によって、日にちが異なるが、民間では、この日に「かまどの神様」をまつり、新しい年の幸福を祈願する。

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1月20日は舊暦12月23日で、中國では「小年」と呼ばれる日にあたる。この日をさかいに「春節(jié)(舊正月)」を迎える準(zhǔn)備が本格的に始まるのだ。この小年は、地域によって、舊暦12月23日、24日、25日のいずれか、日にちが異なるが、民間では、この日に「かまどの神様」をまつり、新しい年の幸福を祈願する。

その他の寫真

「小年」の日に「かまどの神様(食べ物を司る神様)」が天に登り、玉帝(天を司る神様)にその家の一年の善行と悪行を報告するとの伝説がある。善行だけを報告してもらおうとして、「小年」には、かまどの神様に供物を供え、天へ送り出す風(fēng)習(xí)があり、こうした風(fēng)習(xí)は「かまど」からガスに変わっても、スタイルを変えて受け継がれている。

この「小年」に北方では餃子(水餃子)を食べる地域もあるが、大晦日や春節(jié)に食べる縁起の良い料理が水餃子。日本でも中華街などで行われる「春節(jié)パーティー」で欠かせない定番である。春節(jié)を控えたこの時期は、各企業(yè)や団體などで「年會」と呼ばれる年越し前の慰労會が行われるが、従業(yè)員の1年の労をねぎらい、新しい年を祝う「年會」でも縁起物の水餃子がふるまわれる。ちなみに「年會」は日本の忘年會のようなもの。

さて、この「小年」から大掃除したり、年越し用品を購入したりと春節(jié)(舊正月)の準(zhǔn)備が本格的に始まるため、この日から春節(jié)が始まるとも言われる。このため、地方出身者を多く抱える一部企業(yè)では、この日から春節(jié)休暇に入ることもあり、市內(nèi)のショッピングモールや飲食店では、平日でも休日のような賑わいを見せている。春節(jié)時には、國內(nèi)の物流はほぼストップするため、ネットショッピングもつかの間の休みに入る。この時期が春節(jié)前の物流のラストスパートでもあり、年々、春節(jié)前の物流?流通における人出不足が深刻化して、配送が混亂するなど、春節(jié)ならではの話題にもことかかない。

ともあれ、新しい年を迎えようとする人々の笑顔と活気で街はいよいよ「春節(jié)」一色になった。(提供:フライメディア)

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