2008年2月25日、フランスAFP通信によると、フランス人記者が最近著した本の中で、「各國(guó)のスパイは北京五輪を絶好のチャンスと狙っている」と指摘した。中國(guó)政府が五輪用に計(jì)上した「スパイ対策費(fèi)」は13億ドル（約190億円）にも上るという。27日付で人民日?qǐng)?bào)の國(guó)際版「環(huán)球ネット」が伝えた。

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フランス人記者ロジャー?ファリガット（Roger Faligot）氏は、『中國(guó)の秘密機(jī)関：毛（マオ）から五輪まで』という著書の中で、「北京五輪に乗じて各國(guó)のスパイが、記者や観光客を裝って中國(guó)に多數(shù)潛入するだろう」と述べた。また「チベット獨(dú)立派」や、中國(guó)政府から非合法とされている「法輪功」のメンバーも何らかのテロを企てている、と指摘した。さらに各國(guó)のスポーツ擔(dān)當(dāng)記者も、「敵対的」か「友好的」かを厳しくチェックされるという。

これに対し、中國(guó)の専門家である社會(huì)科學(xué)院地域安全研究センターの周方銀（ジョウ?ファンイン）氏は、「各國(guó)のスパイにとって五輪は格好の情報(bào)収集の機(jī)會(huì)だろうが、五輪に乗じて潛入するようなスパイは恐らくプロではないだろう」と楽観的な見方を示した上で、「念のため中國(guó)の情報(bào)部門が何らかの対応策を取るのは良いことだ」と述べた。（翻訳?編集/NN）