2017年3月5日、韓國?JTBCテレビは、韓國きっての名門女子大?梨花女子大で、在學(xué)生100人以上が精神科の治療を受けている実態(tài)を報道した。

原因は、昨年、同大キャンパスで巻き起こった大學(xué)対學(xué)生の対決にあるという。同大では昨年7月から86日間にわたって大學(xué)本館を占拠した學(xué)生デモが行われた。大學(xué)が政府方針にのっとり高卒の社會人を?qū)澫螭趣筏可慕逃韦郡幛螀g科大創(chuàng)設(shè)を決めたことに対し、難関入試を突破し同大に入學(xué)してきた學(xué)生らが「學(xué)位商売だ」などとして反発したのだ。デモ期間中には國政介入事件で逮捕された崔順実（チェ?スンシル）被告の娘チョン?ユラの不正入學(xué)も発覚し、摩擦は長期化した。

しかしデモから4カ月経った現(xiàn)在、デモに參加した學(xué)生のうち100人以上が心的外傷後ストレス障害（PTSD）などで精神科の治療を受けており、中には精神科病院の閉鎖病棟に入院している學(xué)生もいるという。その理由として、デモが平凡な學(xué)生らを主軸に行われたのに対し大學(xué)側(cè)が警察を動員してマスコミが騒ぎ立てたことや、途中チョン?ユラ容疑者の不正入學(xué)疑惑が発覚するなど、學(xué)生らの手に負(fù)えない大きな事態(tài)に発展してしまったことが挙げられる。また教授が學(xué)生に対し「デモに參加した學(xué)生一人一人の顔を覚えておく」と脅迫するなど、大學(xué)側(cè)による「デモ參加者探し」も狀況を悪化させた要因とみられる。

これを受け、韓國のネットユーザーからは「まだ20代の學(xué)生が學(xué)長や教授と闘い、警察ともみ合いになっても誰も助けてくれない。精神病にかかって當(dāng)たり前。自分の主権を守ろうとする行為に命を懸けなければならないのか」「胸が痛む。早く良くなりますように」「今は苦しいかもしれないけど、10?20年後に子どもや家族に自慢できるはず。誇らしい」と苦しむ學(xué)生を勵ますコメントや、「學(xué)長は學(xué)生デモに対し話し合いもなしに警察を投入、裏では不正入學(xué)」「教授が學(xué)生を守るどころか脅迫するなんてひどい職権亂用」「梨花女子大と理事陣は腐ってる。學(xué)生たちを助けられるのは先輩たちしかいない」と大學(xué)側(cè)を非難するコメントが多く寄せられている。

一方で、「でもこのデモを機(jī)に學(xué)校內(nèi)部がかなり浄化された」とデモの効果を述べるコメント、「デモ當(dāng)初は學(xué)生たちへの批判が多かったが、學(xué)生たちが正しいことが明らかになってよかった」「マスコミもこういう続報を出していってほしい！それでこそ民主主義！」とマスコミの対応に関するコメントも寄せられた。（翻訳?編集/松村）