韓國で大論爭巻き起こした「樸大統(tǒng)領の裸體畫」、一般市民の本音は?―韓國ネット

Record China    2017年1月28日(土) 1時0分

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26日、韓國の政治スキャンダルを風刺する作品を集めた展覧會に、樸槿恵大統(tǒng)領を裸體で表現(xiàn)した絵畫作品が登場した問題は、賛否両論を巻き起こす大きな騒動となっている。寫真は韓國大統(tǒng)領府。

2017年1月26日、韓國の政治スキャンダルを風刺する作品を集めた展覧會に、樸槿恵(パク?クネ)大統(tǒng)領を裸體で表現(xiàn)した絵畫作品が登場した問題は、賛否両論を巻き起こす大きな騒動となっている。

20日から韓國の國會議員會館ロビーに展示されていた問題の作品『汚い睡眠』。韓國の畫家が印象派の畫家マネの代表作『オランピア』をパロディー化したもので、中心には裸でベッドに橫たわる樸大統(tǒng)領が描かれた。この絵について、與黨セヌリ黨からは「風刺を裝った人格の冒涜(ぼうとく)だ」と厳しい批判の聲が上がったほか、女性議員を中心に「女性差別だ」との意見も出て、展覧會を企畫した野黨の男性議員が謝罪する騒ぎに。さらに當の絵は、この風刺に激怒した樸大統(tǒng)領の支持者によって無殘に破壊され、やむなく展示が中斷された。

しかし一方、この風刺畫を肯定的に受け止める聲も確かにあった?!革L刺にすぎない」「表現(xiàn)の自由のうち」との意見がネット世論にも多くみられたほか、過去、米國やカナダでも政治家を裸體畫で表現(xiàn)した風刺があり、こうした「先進國」では何ら問題にならなかったとの解説報道も出た。

では韓國人の本音はどうなのか?ノーカットニュースは調査機関?リアルメーターが行った世論調査結果を報じている。これによると、風刺に裸體畫という手法を取ったことについて賛成は43.8%、反対は42.7%で拮抗(きっこう)した結果。一方、國會敷地內の國會議員會館という展示場所については「不適切」が53.9%、「問題ない」が32.6%で差がみられ、二つの問いを総合した結果は「絵?展示場所のどちらも不適切」が37.4%で最多、「絵?展示場所のいずれも問題ない」27.3%、「絵には問題がないが展示場所が不適切」16.5%などとなった。

また中央日報は、この問題に関する市民の聲を集め報じている。意見はここでも分かれており、「大統(tǒng)領や崔順実(チェ?スンシル)の『誤った行為』を批判すべきであって、女性であることを批判してはならない」「表現(xiàn)の自由は認めるが、狀況により異なると思う」と絵を批判する聲の一方、「政治という泥沼の中で風刺はハスの花を咲かせる。その花まで摘んでしまえば、政治は汚れた沼となり民主主義を縛ることになる」「(絵への批判は)ボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』は認めながらマネの『オランピア』をわいせつとした19世紀の上流欺瞞(ぎまん)に似ている」といった聲も。また、「展覧會の主催者側が十分な説明をしていれば、一方的な非難のみならず嫌悪やあざけりまで巻き起こすことにはならなかった」との意見もあった。(翻訳?編集/吉金

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