次期韓國大統(tǒng)領(lǐng)選、潘基文?前國連事務(wù)総長に風(fēng)當(dāng)たり強(qiáng)まる、「素人政治家」と韓國紙、支持率も下落

Record China    2017年1月29日(日) 9時20分

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次期韓國大統(tǒng)領(lǐng)選に立候補(bǔ)を目指す潘基文?前國連事務(wù)総長への風(fēng)當(dāng)たりが強(qiáng)まっている。韓國紙では「素人政治家」などの批判的な論調(diào)が目立ち、支持率も下落している。寫真は國連の潘基文氏の畫像。

2017年1月27日、次期韓國大統(tǒng)領(lǐng)選に立候補(bǔ)を目指す潘基文?前國連事務(wù)総長への風(fēng)當(dāng)たりが強(qiáng)まっている。國際派大統(tǒng)領(lǐng)の誕生に期待する聲もあったが、最近は韓國紙でも「素人政治家」などの批判的な論調(diào)が目立つ。支持率も下落し、トップを走る最大野黨「共に民主黨」の文在寅前代表に差をつけられている。

潘氏は昨年12月、「韓國の発展に役立つならば、この身を燃やしてでも努力する用意がある」と述べ、事実上の大統(tǒng)領(lǐng)選宣言に踏み切った。その直後、最大の発行部數(shù)を誇る朝鮮日報は社説で「潘氏については國民の間で期待と懸念が交錯している」としながらも、「10年にわたり國連事務(wù)総長として世界各國の首脳らと渡り合い、世界各國の問題に取り組んできた潘氏の知識と経験は、今のところ世界では中規(guī)模國でなおかつ強(qiáng)大國に囲まれた韓國にとって大いに役立つかもしれない」と期待感をにじませた。

今月12日に帰國した潘氏は、同氏を外交通商相に起用し、國連事務(wù)総長に送り出した故盧武鉉大統(tǒng)領(lǐng)の墓地を訪問したり、死者?行方不明者304人を出した旅客船「セウォル號」の沈沒現(xiàn)場に近い港に出向いたりするなど、精力的に各地を回っている。「まず民心を聞きたい」との理由だという。

こうした潘氏の動きについて、朝鮮日報は一転して「帰國後1週間で韓國人をがっかりさせた『素人政治家』潘基文」との社説を掲載?!概嘶氖悉巫罱蝿婴蛞姢毪取瘠撕韦鞔_な獨(dú)自のメッセージを伝えるのではなく、ただみんなを満足させるためにあちこち行ったり來たりしているだけのように見える」と酷評した。

発言についても、「國際外交の舞臺で長年先頭に立ってきた人物が韓日慰安婦合意の再交渉を示唆するとは、ほかの大統(tǒng)領(lǐng)選出馬候補(bǔ)者と何一つ違わない素人のように見えた。深刻な経済危機(jī)の解決策として未來志向的なビジョンを掲げることもなく『財閥改革』を持ち出したのも、無責(zé)任な大衆(zhòng)感情を後追いしているだけだ」などと批判。「ほかの候補(bǔ)者たちには決してまねできない、潘基文氏ならではのビジョンを提示できなければ、狀況はさらに厳しくなるだろう」と突き放した。

一時はトップに立った支持率も低迷。世論調(diào)査會社リアルメーターが23日に発表した次期大統(tǒng)領(lǐng)選有力候補(bǔ)の支持率調(diào)査では、文氏が前週より3.0ポイント上昇の29.1%となり、1位を守った。2位の潘氏は前週より2.4ポイント下落の19.8%で、両者の差はさらに広がった。潘氏については、否定的な報道が相次ぎ、支持率が下落したと分析している。

米國の司法當(dāng)局が韓國の建設(shè)會社の顧問などを務(wù)めた潘氏の実弟を中東の當(dāng)局者に250萬ドルの賄賂を贈ろうとしたなどの罪で起訴し、韓國政府に身柄の引き渡しを求めていることも悪材料の一つ。聯(lián)合ニュースによると、潘氏は事件への関與を否定し、「親せきの問題でご心配をかけ、申し訳ない」とコメントしたが、大統(tǒng)領(lǐng)選への影響は避けられそうにもない。(編集/日向)

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