2017年の春節(jié)（舊正月、今年は1月28日）が過ぎた。29日の段階で中國國內(nèi)の映畫興行収入がすでに13億元（約215億円）を達した。元日にあたる28日は一日で8億200萬元（約133億円）に達し、前年の6億4000萬元を上回り、単日の興行収入の記録を更新した。なかでも人気の作品は「西遊?伏妖篇」、「大閙天竺」、「カンフーヨガ」の3作で、それぞれ初日の興行収入が1億元を超えたという。広州日報が伝えた。

【その他の寫真】

周星馳（チャウ?シンチー）が制作?腳本を擔當し、徐克（ツイ?ハーク）が監(jiān)督を務めた「西遊?伏妖篇」は、興行収入5億元で現(xiàn)在1位。春節(jié)前の前売りの段階で驚異的な成績を上げ、28日の午前0時の封切りまでに、前売り券の売上高は1億7600萬元に達し、中國映畫史上で最も前売り券が売れた映畫になった。業(yè)界関係者は、「（この映畫は）チャウ?シンチー監(jiān)督のコメディ要素にツイ?ハーク監(jiān)督の得意分野の特撮が加わった『2枚看板』の作品で、さらに呉亦凡（クリス?ウー）や林更新（ケニー?リン）などの人気俳優(yōu)が出演していることもあって、徐々に人気が沸騰しており、2017年の興行収入20億元突破作品の第1號になることが予想される」と話す。

王寶強（ワン?バオチャン）が初めてメガホンを取った「大閙天竺」は、「西遊?伏妖篇」と同じく根強い人気のある西遊記に基づいたもので、初日の興行収入は1億8600萬元、29日までの累計は2億9000萬元に達した。初監(jiān)督作品ということで、王監(jiān)督は獨自のキャンペーン方法を採用し、中小線都市での宣伝に特に力を入れ、目下その効果が現(xiàn)れている。映畫情報サイト貓目電影がまとめたデータによると、28日の興行収入の半分近くは中小都市の観客によるものだという。

ジャッキー?チェン（成龍）主演、唐季禮（スタンリー?トン）監(jiān)督の「カンフーヨガ」は興行収入で逆襲をみせる。初日は1億3700萬元で3位だったが、映畫を見た人の口コミやファミリー向け映畫は幅広く人気があることなどから、2日目には「大閙天竺」を抜いて2位に躍り出た。見た人からは「笑った、楽しかった」といった感想が多く寄せられている。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS）