近年中國では農(nóng)業(yè)分野での投資が盛んになっており、関連企業(yè)の海外視察が増えている。日本は人気視察先の1つだが、「なぜ日本に行くのか？」と首をかしげる人もいる。14日付で中國メディア?東方頭條が伝えた。

確かに、日本の農(nóng)業(yè)はドイツの機(jī)械化や米國のスマート化、イスラエルの節(jié)水型農(nóng)業(yè)に比べると幾分か見劣りする部分がある。ではなぜ、時(shí)間と労力を費(fèi)やしてまで日本に視察したいと考える人が多いのか？主に3つの理由が考えられる。

まずは、ブランド化の問題。農(nóng)業(yè)従事者なら多くの人が抱える問題がブランド化の難しさ。この點(diǎn)において日本は大きな成功を収めている。日本では世界規(guī)模の知名度を持つ農(nóng)家もおり、このブランド化のノウハウはまさに中國の農(nóng)家が必要としているものである。

次に、グリーン?ツーリズム（農(nóng)場や農(nóng)村での農(nóng)業(yè)體験や農(nóng)村民泊）の活用があげられる。農(nóng)業(yè)は農(nóng)作物を現(xiàn)金化するまでの周期が長いのが難點(diǎn)だが、日本はグリーン?ツーリズムで収益を確保し、ブランドの宣伝も行っている。

そして、日本の農(nóng)業(yè)が導(dǎo)入しやすいことも大きな原因の1つ。世界の先進(jìn)的な農(nóng)業(yè)技術(shù)を持つ國々はいずれも先進(jìn)技術(shù)が支柱となっているため、実際に効果が現(xiàn)れるまで多くの時(shí)間とコストを要する。一方、日本の農(nóng)業(yè)で一般的に使われている先進(jìn)技術(shù)は中國でもすでに導(dǎo)入しているものがあるのに加え、日本はグリーン?ツーリズムを代表とした文化型の農(nóng)業(yè)モデルが特徴的なため、文化面において活用できるコンテンツが多い中國も導(dǎo)入しやすい。中國の問題解決の參考となり導(dǎo)入に際しても壁が低く現(xiàn)金化が早いといった特徴こそ、中國の農(nóng)業(yè)関係者が日本を視察する理由だ。（翻訳?編集/內(nèi)山）