2018年9月27日、韓國?マネートゥデイによると、文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が韓國の大統(tǒng)領(lǐng)として初めて、國連の演説で「日本軍慰安婦」に直接的に言及した。

文大統(tǒng)領(lǐng)は26日（現(xiàn)地時間）、米ニューヨークの國連本部で行われた國連総會で演説を行い、「韓國は日本軍の慰安婦被害を直接経験した」とし、「國際社會の女性、平和、安保の議論に直接參加し、紛爭地域の性暴力を撤廃するため國際社會と共に努力していく」と述べた。

國連総會の演説で韓國の大統(tǒng)領(lǐng)が初めて「慰安婦問題」に言及したのは2014年9月。ただ當時の樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)は「戦時中の女性に対する性暴力は人権と人道に反する行為」と間接的に述べ、「日本軍慰安婦」と明確に述べなかった。

文大統(tǒng)領(lǐng)は「実質(zhì)的な男女平等の実現(xiàn)」「世界人権宣言70周年」について説明する中で日本軍慰安婦に言及。女性に対するあらゆる差別と暴力に斷固として対応するという趣旨だったという。記事は、文大統(tǒng)領(lǐng)の意図について「日本軍慰安婦問題において被害者女性の立場が重要という基本原則を強調(diào)するためとみられる」と伝えている。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「感動した」「さすが文大統(tǒng)領(lǐng)。韓國國民の気持ちを代弁してくれる」「まさに神の一手！過去を否定する日本はどんどん肩身が狹くなる」など、文大統(tǒng)領(lǐng)への稱賛の聲が上がっている。また「安倍首相と先進國の日本國民が、普遍的な価値と良心で応えてくれることを願う」と訴える聲も。

樸前大統(tǒng)領(lǐng)と比較する聲も多く、「樸前大統(tǒng)領(lǐng)は意味を理解せず発言していた。だから日韓慰安婦合意を結(jié)べたんだ」「前の大統(tǒng)領(lǐng)とは違い、文大統(tǒng)領(lǐng)の発言には心が込められている」などが見られた。（翻訳?編集/堂本）