2017年1月31日、韓國(guó)?ニューシスによると、韓國(guó)の最高裁判所が「樸正煕（パク?チョンヒ）元大統(tǒng)領(lǐng)が日本に忠誠(chéng)を誓って書いた血書は捏造（ねつぞう）されたもの」との主張を棄卻する判決を下した。

韓國(guó)の民族問題研究所は31日、「カン?ヨンソク弁護(hù)士、チョン?ミホン元KBSアナウンサー、日刊ベスト（韓國(guó)の右派的インターネットコミュニティー）會(huì)員のカン氏を相手に提起した損害賠償訴訟の上告審で勝訴した」と明らかにした。

韓國(guó)の最高裁判所はカン弁護(hù)士らが提起した上告を棄卻し、カン弁護(hù)士に500萬(wàn)ウォン（約49萬(wàn)円）、チョン氏とカン氏に300萬(wàn)ウォン（約29萬(wàn)円）を賠償するよう命じた原審の判決を確定させた。

民族問題研究所は14年7月、「親日人名辭典」に掲載された樸正煕元大統(tǒng)領(lǐng)の満州國(guó)軍官學(xué)校に志願(yuàn)する血書は捏造されたものと主張したカン弁護(hù)士らを告訴した。同研究所は2009年に日本の國(guó)會(huì)図書館に所蔵されている1939年3月31日付の満州新聞?dòng)浭陇蚬_し、「樸元大統(tǒng)領(lǐng)が帝國(guó)主義の日本に忠誠(chéng)を誓う內(nèi)容の血書を書いた」と明らかにした。新聞には作成者の顔寫真と「日本人として恥じざるだけの精神と気迫とを以て一死御奉公の固い決心です」などの內(nèi)容が書かれた血書が掲載されていた。

1審と2審は「満州新聞の血書記事は捏造でない」として研究所の勝訴を言い渡したが、カン弁護(hù)士らは不服として控訴していた。

これについて、韓國(guó)のネットユーザーからは「樸正煕は大韓民國(guó)と民族に100回謝罪しなければならない」「やっぱり樸正煕は親日派だった」「國(guó)定教科書に載せ、孫の代まで記憶するべき」など、樸正煕元大統(tǒng)領(lǐng)に対する批判の聲が多く寄せられた。また、「だから樸大統(tǒng)領(lǐng)はさっさと慰安婦問題を片付けようとしたのか…」「慰安婦を10億円で日本に売った樸大統(tǒng)領(lǐng)。親孝行な娘だ」など、樸正煕元大統(tǒng)領(lǐng)の娘である樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)に対する批判や、「民族と國(guó)を売ってもたったの500萬(wàn)ウォン…」など判決に対する不満の聲もみられた。

一方、「記事が捏造ではないとしても、証拠として認(rèn)められないことに変わりはない」「當(dāng)時(shí)の狀況にいたら同じことをしていたかもしれない。今の僕たちが裕福に暮らしているのは樸正煕元大統(tǒng)領(lǐng)のおかげだ…」とのコメントもあった。（翻訳?編集/堂本）