2017年2月3日、韓國?聯(lián)合ニュースによると、韓國の現(xiàn)職教師の40％にうつの癥狀があり、高校3年の擔任の場合60％に上るとのアンケート調(diào)査結(jié)果が出た。

全國教職員労働組合チャム教育研究所は3日、教師の職務ストレスと健康狀態(tài)について大學研究機関と共同で行ったアンケート調(diào)査の結(jié)果を発表した。アンケートには無作為に選ばれた全國都市部と農(nóng)村部の小中學校、高校など79校に勤務する教師1617人が參加した。

アンケートの結(jié)果、うつの癥狀がみられる教師は全體の39．9％（うつであることが有力28％、うつであることが確実11．9％）と集計された。うつ病にかかっている比率が最も高いグループは一般高校の3年擔任教師の60．6％で、続いて商業(yè)?工業(yè)高校など特性化高校の3年擔任の48．5％、中學2年擔任の42．5％だった。

昨年1年間に學校で非難されたり、怒鳴られたり、悪口を言われた経験のある教師は21．4?38％で、特に特性化高校の場合は農(nóng)村部で85％、都市部で48．1％が生徒からこうした被害を受けていた。またセクハラを受けた女性教師の比率は全體で10％前後で、中でも都市部の一般高校では16．9％と高く、加害者は同僚または上司が多かった。

教師が業(yè)務の中で最も負擔に感じていることは、児童?生徒の生活指導であることも明らかになった。教師の職業(yè)病として知られる聲帯結(jié)節(jié)と咽頭炎、下肢靜脈瘤の診斷を受けた教師も多く、女性教師のうち小學校で72．2％、中學校で74．5％が1學期當たり最低1回以上は、風邪と無関係でのどのしわがれ癥狀に悩まされると回答した。

韓國では今も昔も教師は憧れの職業(yè)の一つだが、この結(jié)果を受け韓國のネットユーザーからは「教師は良い仕事ではないね」「自分の子どもに教師になれと言っているが、子どもは絶対嫌だと言っている」など厳しい現(xiàn)実に悲観的な聲が寄せられている。

また、「うつ病の先生に子どもを任せられるのか心配」「保護者、生徒、教師のみんながうつ病だよ。現(xiàn)在の入試制度を変えてほしい」「教師だけでなく、生徒や保護者にもアンケートをしてほしい。こちら側(cè)にも言い分はある」との指摘も。

一方で、「もっと大変な職業(yè)もあるので、ましな方では？」「こういうアンケートをしたら、韓國の労働者は100％うつ癥狀だね」「そんなにつらいなら辭めたらいいのに。やりたい人はたくさんいるから」「他の職種と比べて結(jié)果を出してほしい。先生たちは夏休みにこぞって海外旅行してるくせに、ふざけた話だ」と、苦痛を訴える教師たちに批判的な意見もみられた。（翻訳?編集/真）