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6日、中國國家観光局が約1600億円を投入して観光地に2萬6000カ所のトイレを設置することを発表したことについて、中國のネットユーザーからは否定的なコメントが多く寄せられた。寫真はトイレの標識。
2017年2月6日、中國中央テレビによると、中國國家観光局は100億元(約1600億円)を投入して観光地に2萬6000カ所のトイレを設置することを発表した。
4日から広州市で開催されている2017年全國トイレ革命作業(yè)現(xiàn)場會で、中國國家観光局の李金早(リー?ジンザオ)局長は、今年中に全國の観光地に2萬6197カ所のトイレを設置すると発表した。そのうち、1萬9512カ所は新設で、6685カ所は改修するという。投入される資金は100億元を超える見込みだという。
また、全國の5A級観光地では、バリアフリー設備、洋式トイレ、洗面臺、おむつ交換臺、子供用補助便座、SOS緊急ボタンが標準裝備になるという。
このニュースが中國版ツイッター?微博(ウェイボー)で伝えられると、中國のネットユーザーから「観光地はあんなに金持ちなのに國に作ってもらうのか?」「観光地は入場料が必要なのに、トイレは國がお金を出すのか?」との批判が相次いだ。
また、「つまりまた観光地の入場料が値上がりするということか」と予想する人や、「たぶん本當にトイレに投入されるお金は50億元だけだと思う」と、汚職を心配するコメントもあった。
他にも「100億元かけるならスモッグ対策に使ってほしい」、「女性用トイレを増やすことが先決だ。トイレについては男女平等とはいかない」などの意見もあり、この計畫に否定的なコメントが大半を占めた。(翻訳?編集/山中)
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