2008年3月3日、近年來で最大級の砂塵暴(黃砂による砂嵐)が臺灣全土に襲來していると報じられた。1日から飛來している砂塵は、午前中に臺灣北部を、午後から夜半にかけては臺灣南部を襲う見込み。中國新聞社が臺灣紙?中國時報の転電で伝えた。

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先月29日から中國本土の內(nèi)陸部で発生している砂塵暴が北京市、天津市、內(nèi)モンゴル自治區(qū)、陝西省、河南省などを経て東南方向へ移動しているもの。臺灣環(huán)境保護(hù)署の職員によると、同日午前中の臺灣北部は黃砂の影響により空気が大幅に霞んでおり、南向きの風(fēng)の影響で午後からは臺灣南部に同様の現(xiàn)象が現(xiàn)れると見られている。夕方の帰宅ラッシュと相まって大気汚染度が一気に高まる見込み。

臺灣?中央研究院環(huán)境変遷研究センターによると、黃砂の襲來前後は、臺灣島の大気中に含まれるダイオキシン濃度が35％上昇するとの研究結(jié)果も出ており、農(nóng)作物への被害も懸念されている。環(huán)境保護(hù)署では心疾患患者、呼吸器系疾患の患者に対し屋外での運(yùn)動控え、マスクを著用して外出するように呼びかけている。(翻訳?編集/愛玉)