韓國、ポケモンGO人気で1000年の古都の史跡がピンチ???=韓國ネット「文化財が傷つかないか心配」「國の將來は國民の行動に懸かっている」

Record China    2017年2月7日(火) 13時30分

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6日、韓國で先月リリースされたスマートフォン用ゲームアプリ「ポケモンGO」が人気を博す中、歴史遺跡地區(qū)が世界遺産に登録されている古都?慶州の博物館が史跡保護対策に乗り出した。寫真は韓國?慶州。

2017年2月6日、韓國?ノーカットニュースなどによると、韓國で先月リリースされたスマートフォン用ゲームアプリ「ポケモンGO」が人気を博す中、プレーヤーによる立ち入り禁止區(qū)域への無斷侵入などの問題が続出している。このため、歴史遺跡地區(qū)が世界遺産に登録されている古都?慶州の博物館も史跡保護対策に乗り出した。

新羅時代を中心に1000年余りの歴史を持つ遺物などを所蔵する國立慶州博物館は6日、「ポケモンGO」をプレーするため同館を訪問する人が急増していることから「特別防護対策」を取る方針を明らかにした。同館にはポケモンが數(shù)多く出現(xiàn)する「ポケストップ」があり、プレーヤーの間で「ポケモンGOの聖地」として注目を浴びている。平日?休日を問わず多くの人が訪れ、博物館閉館後も敷地の塀の外に人がとどまっている狀態(tài)だという。

このため博物館側(cè)はプレーヤーの不注意から屋外展示中の石像などが傷つけられる恐れもあるとして、館內(nèi)各所にプレーヤーに注意を促す案內(nèi)文の掲示を始めた。案內(nèi)はホームページやSNSを通じても行うほか、屋外展示物周辺などではパトロールを強化する方針だ。

韓國ではあいにく厳寒期のリリースとなった「ポケモンGO」。ブームを呼ぶかどうかについて當初否定的な見方もあったものの、ふたを開けてみれば多くの人が熱中する狀況となっている。しかし記事に寄せられたコメントには、ゲームの楽しさよりも文化財や安全に重きを置く意見が目立ち、「博物館內(nèi)ではプレーできないようにしたら駄目なのか?」「ゲームに熱中した人が文化財を傷つけてしまわないか心配」との聲が多數(shù)の共感を得た。

また、「モンスターボール(ポケモンを捕まえるためのボール)と一緒に常識も投げ出してしまうのはやめよう」「みんな、文化財の意味を分かってないの?これじゃ中國を悪く言えないよ」「博物館がそこまでしなくても、みんなが自分から守るべきことを守れればいいのにね。殘念だ」「國が続くか滅びるか、國民一人一人の意識と行動に懸かっている」「これはゲームの問題じゃない。後進國らしい市民意識の問題」など、プレーヤーに常識ある行動を呼び掛けるコメントもあった。

さらに「開発會社に最低限の常識があったら、史跡の近くにアイテムを隠しておくなんてことはしないのでは?」「こんな流行は長くても5カ月くらいだと思う」「ルールを守らない人からは罰金をたっぷり取るべき」などの聲も寄せられた。(翻訳?編集/吉金

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