2017年5月15日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、韓國新政府が樸槿恵（パク?クネ）前大統(tǒng)領(lǐng)の“密會スキャンダル”の徹底調(diào)査を要求した。検察の取り調(diào)べにつながる可能性もある。

韓國KBSテレビによると、文在寅（ムン?ジェイン）新政権の曹國（ジョ?グク）大統(tǒng)領(lǐng)府首席秘書官は「鄭潤會文書」事件の徹底究明を行う方針を表明した。鄭潤會は樸槿恵前大統(tǒng)領(lǐng)の親友である崔順実（チェ?スンシル）被告の元夫。1998年から2004年にかけて樸槿恵前大統(tǒng)領(lǐng)の補(bǔ)佐官を務(wù)めた。

14年8月、産経新聞はセウォル號事件発生時(shí)に樸前大統(tǒng)領(lǐng)が陣頭指揮をとらず初動対応が遅れた「空白の7時(shí)間」について、鄭潤會と密會していたとのうわさを伝えて大きな騒ぎとなった。その3カ月後、韓國紙?世界日報(bào)が鄭潤會は樸槿恵政権を操る黒幕だと報(bào)じ、大統(tǒng)領(lǐng)府が名譽(yù)毀損（きそん）として告訴する事態(tài)となった。

その際、取り調(diào)べを受けた大統(tǒng)領(lǐng)府警官が「韓國の最高権力者は崔順実、第2が鄭潤會、3番目が樸槿恵だ」と発言していたとのうわさが流れた。文在寅新政権はこの証言が事実であったのかを確かめるよう指示しており、14年時(shí)點(diǎn)で検察が適切な取り調(diào)べを行っていたならば、樸前大統(tǒng)領(lǐng)の不正はもっと早く見抜けたと主張している。

曹國秘書官の発言を受け、韓國検察は聲明を発表。調(diào)査を行ったが鄭潤會の國政干渉の事実は発見できなかったこと、またうわさとなっている大統(tǒng)領(lǐng)府警官の取り調(diào)べ記録は存在しないとコメントした。（翻訳?編集/