中國が世界でロバ「爆買い」、インドではトラより速いスピードで頭數(shù)が減少―インドメディア

Record China    2017年2月9日(木) 16時30分

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8日、インドのマディヤ?プラデーシュ州のロバの頭數(shù)が、1997年から2012年にかけて75%も減少していることが最近発表された報告書で分かった。背景に中國のロバビジネスがあると指摘されている。資料寫真。

2017年2月8日、ロバの皮が中薬の原料になるとして中國がアフリカ諸國などを中心にロバを「爆買い」している問題で、米國で昨年、ロバの中國向け販売の中止を求めるオンラインでの呼び掛けに8萬人を超える署名が集まったと報じられた。今度はインドで、ロバの頭數(shù)が減少している背景に中國のロバビジネスがあると指摘されている。

インド英字紙ザ?タイムズ?オブ?インディアによると、インド中央部のマディヤ?プラデーシュ州のロバの數(shù)は、1997年の4萬9289頭から2012年の1萬4916頭へと75%も減少していることが最近発表された畜産部門の報告書で分かった。トラより速いスピードで減少しているという。

中國では、ロバの皮から作られるゼラチンを原料とする中薬「阿膠(あきょう)」が、風(fēng)邪や不眠などさまざまな癥狀に効果があるとして重寶されている。動物保護のための國際機関OIPAは「中國國內(nèi)の旺盛な需要はバイヤーの視線をインドとパキスタンに向けさせている」と述べ、インドのロバの頭數(shù)の減少と中國のロバビジネスとの関連性を指摘。モディ首相に対し絶滅危懼種と宣言するよう呼び掛けている。

州當(dāng)局は、ロバの頭數(shù)が減った事実を認めた一方で、その原因はOIPAの指摘とは異なるとしている。畜産部門の責(zé)任者は「彼らは何世紀にもわたり荷物を輸送する手段として使われていたが、現(xiàn)在は近代化の犠牲者になっている。使い道が失われたこと。これが頭數(shù)が減少している唯一の理由だ」と述べている。(翻訳?編集/柳川)

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