2017年3月21日、教え子にセクハラをしたとして批判された韓國(guó)の大學(xué)教授が自殺した事件について、警察や遺族らの粘り強(qiáng)い捜査の結(jié)果、セクハラ疑惑がぬれぎぬであったことがこのほど判明した。韓國(guó)?ノーカットニュースなどが伝えた。

釜山（プサン）西部警察署は17日、昨年6月に東亜（トンア）大のソン?ヒョヌク教授（35）が自宅マンションから飛び降り自殺した事件について真相を調(diào)査した結(jié)果、ソン教授のセクハラは同僚が著せたぬれぎぬだったことが分かったと明らかにした。

昨年3月、大學(xué)の野外授業(yè)後に行われた飲み會(huì)の席で、ある教授が女子學(xué)生にセクハラをするのを目撃したとする內(nèi)容の壁新聞が學(xué)內(nèi)に貼り出され、ソン教授が犯人だと名指しされた。當(dāng)時(shí)飲み會(huì)に出席していた別の教授がソン教授の無(wú)実を文書(shū)で訴えるも甲斐なく、2カ月後に再び貼られた壁新聞でもソン教授は「セクハラ教授」とされ、疑いが晴れぬまま6月に自ら命を絶った。

ソン教授の死後、遺族は警察にソン教授の潔白を立証するため事件の捜査を要求、數(shù)カ月に及ぶ捜査の結(jié)果、壁新聞を貼った學(xué)生Aが捕えられ、名譽(yù)毀損（きそん）の疑いで書(shū)類送検された。Aは警察の取り調(diào)べで「教授が女子學(xué)生にセクハラをしたといううわさが出ていた。誰(shuí)がやったのか真相を明らかにしなければならない、とB教授が言うので壁新聞を貼った」と主張した。

一方、大學(xué)側(cè)の真相調(diào)査では、セクハラの真犯人はC教授と明らかになった。大學(xué)側(cè)は、C教授が自分のセクハラをもみ消そうと、ソン教授が行ったようにうわさを広めたものとみている。また、C教授の同僚であるB教授も、Aに壁新聞を貼るよう指示したことなどから事件に関與したものとみられている。

現(xiàn)在、學(xué)生Aは退學(xué)処分、C教授は大學(xué)を解雇されている。

報(bào)道を受け、韓國(guó)のネットユーザーからは「セクハラという破廉恥な罪を他人のせいにするなんて！」「あきれた、それでも人間か？」「職場(chǎng)の同僚が徒黨を組んで1人の人生を壊したなんて…」などソン教授を自殺に追いやった同僚らへの怒りの聲や、「人が亡くなったのだから、C教授には殺人罪適用では？」「學(xué)生を退學(xué)にし教授を解雇してもソンさんは帰らぬ人だ。責(zé)任を問(wèn)い厳罰を下さなければ」と、真犯人らに厳罰を求める聲が多數(shù)寄せられている。

また、「教授がぬれぎぬで自殺するなんて。ヘル朝鮮（地獄のような韓國(guó)）に違いないな」「一大學(xué)と無(wú)念の教授という問(wèn)題では済まない。韓國(guó)社會(huì)の価値観と生き方が腐っていることの表れだ」「東亜大の卒業(yè)生として恥ずかしい」などの聲もあった。（翻訳?編集/真）