2017年4月17日、環(huán)球網(wǎng)は、臺(tái)灣で中國(guó)本土のツアー客が脫走して政治的保護(hù)を求めたことについて、本土政府は放っておくべきだと論じている。

記事によると、臺(tái)灣ツアーに參加していた48歳の男性客が13日に脫走し、臺(tái)灣メディアを通じて政治的保護(hù)を求めたという。この男性について臺(tái)灣メディアは2013年7月に社會(huì)秩序騒亂罪で逮捕されて実刑判決を受け、昨年7月に刑期満了で出所と報(bào)じたとのことだが、環(huán)球網(wǎng)は「國(guó)家機(jī)密に觸れる機(jī)會(huì)などない人物だ。臺(tái)灣ツアーに參加できた男性には出國(guó)の自由がある。本土を離れたければ移民手続きをすれば済むはず。移民手続きが難しいと感じての沙汰か、メディアに注目されて目立ちたかったかだろう」と評(píng)した。

そして、今回の騒動(dòng)はむしろ臺(tái)灣當(dāng)局にとって厄介な問(wèn)題になると解説?！妇芊瘠工欷小赫蔚膜适c(diǎn)』とみなされかねない。受け入れれば、本土から臺(tái)灣や國(guó)外に移住したいと考えている人に『デモンストレーション効果』を生むかもしれない。中國(guó)本土は見(jiàn)て見(jiàn)ぬふりをして、臺(tái)灣當(dāng)局がどれだけの人數(shù)を受け入れるかを見(jiàn)ていればいい。向こうが受け入れる気満々ならばそのうち『臺(tái)灣ツアー脫走団』ができることだろう。本土に反體制派がいなくなり、本人たちも『自由』が得られるのだから、悪いことは何もない」と論じている。

さらには「男性が本土に送還されれば、臺(tái)灣で何を言ったか調(diào)査する手間ができる。だから、臺(tái)灣當(dāng)局が受け入れるのがベストだ。臺(tái)灣の移民署は政治的な點(diǎn)を踏まえて長(zhǎng)期滯在の可能性を排除していないようだが、臺(tái)灣が本土でくすぶる反體制派をどんどん受け入れるのを、われわれは歓迎すべきだ」とした。（翻訳?編集/川尻）