2018年8月14日、中國江蘇省にある南京大虐殺記念館は、南京事件生存者の男性が同日死去したと発表した。

亡くなったのは94歳の呂金寶（リュー?ジンバオ）さんで、當(dāng)時、呂さんは日本軍の爆撃で頭部を負(fù)傷し、両目を失明したという。同記念館は呂さんが生前語った「日本人は中國に來て極悪非道な犯罪行為を行った。われわれは子どもたちに歴史を心に刻むよう教えなければならない」という言葉を紹介し、「涙で呂さんを送ろう」と呼び掛けている。

この訃報に中國のネットユーザーは數(shù)多くのコメントを寄せており、「南京大虐殺を経験した人がどんどん減っていく。われわれは歴史を絶対に忘れないでいよう」「當(dāng)時の歴史を加害者側(cè)はまだ正視していないし、被害者もふさわしい対応を得られていない。だから生存者が亡くなるたびにとても胸が痛む」などの聲も聞かれた。（翻訳?編集/野谷）