2008年3月3日、香港の東方日?qǐng)?bào)のコラムによると、中國(guó)の人民解放軍は系列の「解放軍出版社」が出版した「世界軍事年鑑2007」を通し、正規(guī)軍の戦力データの一部を初めて明らかにした。過(guò)去、こうした形の軍事情報(bào)の開(kāi)示は例がなく、海外の軍事筋からも注目されている。

【その他の寫(xiě)真】

同書(shū)の出版は2007年12月。公開(kāi)されたデータによると、解放軍の陸軍機(jī)動(dòng)作戦兵力は18個(gè)の集団軍で構(gòu)成され、武裝警察部隊(duì)の総員は66萬(wàn)人、予備役は數(shù)十個(gè)師団。また、航空兵力の師団には3つの兵団がある。各飛行兵団は戦闘機(jī)、攻撃機(jī)、爆撃機(jī)、運(yùn)送航空部隊(duì)などで構(gòu)成され、40?60機(jī)の戦闘機(jī)が常に待機(jī)しているという。

近年、中國(guó)の軍事力増強(qiáng)に周辺諸國(guó)を中心に“脅威論”も出ているが、中國(guó)が一定の情報(bào)公開(kāi)に踏み切ることで、國(guó)際世論に配慮を示したとの見(jiàn)方もある。香港の軍事アナリストも、人民解放軍の機(jī)密レベルは依然きわめて高いとしつつも、戦力データ公表により、透明性が増したことは評(píng)価すべき、としている。

2007年3月に公開(kāi)された中國(guó)の國(guó)防予算額は450億ドル（約4兆7000億円）で前年比17．8％の増。この10年で最も高い伸びとなっているが、2006年に行われた現(xiàn)役軍人の給與、手當(dāng)の改善のほか、退役軍人手當(dāng)の増加が主な原因という。（翻訳?編集/岡田）