2017年2月8日、環(huán)球網(wǎng)は、米國(guó)のマティス國(guó)防長(zhǎng)官が「尖閣諸島は日米安保條約の適用範(fàn)囲である」と述べたことに対し、臺(tái)灣の蔡英文（ツァイ?インウェン）総統(tǒng)と臺(tái)北駐日経済文化代表処の謝長(zhǎng)廷（シエ?チャンティン）駐日代表が態(tài)度を明確にしないことについて、香港メディアの報(bào)道を引用して批判的に伝えている。

野黨?國(guó)民黨に尖閣問(wèn)題での態(tài)度を明確に示さなかったことを批判された謝氏は、フェイスブックで「米國(guó)は尖閣諸島の主権問(wèn)題については中立で、主権が日本にあるとは主張していない。それに、米國(guó)が尖閣諸島を日米安保條約の適用範(fàn)囲とする立場(chǎng)について、臺(tái)灣政府はこれまで日米に抗議したことはない。それは民進(jìn)黨だけでなく國(guó)民黨も同じだ」と反論した。

記事は、香港?中國(guó)評(píng)論新聞がこの謝氏の反論について「尖閣諸島の主権が日米に侵略されつつある狀況で、中臺(tái)の反応は全く違う。中國(guó)は6日に3隻の海警局船を尖閣に派遣したが、臺(tái)灣は自分たちの立場(chǎng)を重ねて伝えたのみで、弱腰だと非難されている」と指摘し、「謝氏は臺(tái)灣の外交官という立場(chǎng)でありながら臺(tái)灣の立場(chǎng)を明確に主張せず、日米の主張を代弁している。自分がどちらの立場(chǎng)であるのかを忘れたのだろうか？」と批判したことを伝えている。（翻訳?編集/橋本）