2017年2月8日、韓國?アジア経済によると、韓國政府が制作、このほど「最終版」が発表された國定歴史教科書について、使用?研究を申請した學(xué)校が1校もないことが分かった。

教育部は先月から研究校を公募、申請に対しては、一部教員への加算點付加や學(xué)校あたり1000萬ウォン（約98萬円）の予算支援などの対応を掲げていたが、最大野黨「共に民主黨」の金炳旭（キム?ビョンウク）議員（教育文化體育観光委員會）が同部から提出を受けた資料によると、締め切り3日前の今月7日までに研究校の申請をした學(xué)校は1校もなかったという。これについて7日、國會の委員會で報告した李俊植（イ?ジュンシク）教育副首相兼教育部長官は、「學(xué)校が冬休みのため申し込みをしなかったようだ」と釈明していた。

この事態(tài)に教育部は申請期間を今月15日まで5日間延長すると決めたが、その分、今度は研究校の適正性を?qū)徸hする期間が削られてしまった。これには野黨議員から「教育部は研究校の運営に関心はなく、ただ研究校を増やすことに夢中になっている。突然の日程変更などは國定教科書普及のための手段にすぎない」との批判の聲が上がっている。

政府主導(dǎo)で制作が進(jìn)められた國定歴史教科書「正しい歴史教科書」は、教育部が「事実に立腳したバランスのとれた教科書」とうたうも、內(nèi)容が右傾化しているなど歴史観の偏った教科書であるという批判が出ていた。

この報道に、韓國のネットユーザーからは「樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)が1人で使えばいい」「獨裁の樸正熙（パク?チョンヒ元大統(tǒng)領(lǐng)）政権や財閥寄りの國定教科書が通じると思う？」と政府が推進(jìn)する國定教科書に反対票を投じるコメントや、「みなさーん、ここにはまだ帝國主義の教育部がありますよー！」「どうか『違うものは違う』と言える教育部になって」と教育部を批判するコメントが多數(shù)寄せられている。

また一方で、「せっかく印刷したしもったいないから、大統(tǒng)領(lǐng)を応援する人たちに配るのはどう？」「古物商：申請します！25トントラックで待機してるので、連絡(luò)ください」と教科書の使い道を提案するコメントや、「教科書は教える先生が選ぶもの」「申請したら、悪評や保護者の反対で大変になるのが目に見えてる」など學(xué)校側(cè)の視點に立ったコメントも寄せられた。（翻訳?編集/松村）