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8日、中國甘粛省にある長城が悲慘な姿になっているとの報道が出たことを受け、地元當局が「重視はしているが保護のための費用が…」と資金的に苦しい狀況にあることを訴えている。寫真は北京市にある長城。
2017年2月8日、中國新聞網(wǎng)によると、中國甘粛省にある長城が悲慘な姿になっているとの報道が出たことを受け、地元當局が「重視はしているが保護のための費用が…」と資金的に苦しい狀況にあることを訴えている。
中國ではこの日、「甘粛省にある“國寶級”の長城が周囲の田畑に侵食され、放牧のための囲いになっている」とのニュースが注目を浴びた。この長城は1599年に建造されたもので、材料は黃土。2006年5月には「全國重點文物保護単位」に指定されている。
地元の景秦県は今回の報道に対し、「さまざまな方法で保護に取り組んできたが、分布範囲は広く、自然條件も悪い。さらに保護には大量の人出と資金を要する」と説明しており、地元の力だけでは資金に限りがあるとして社會に協(xié)力を呼び掛けた。このほか、570萬元(約9300萬円)を投じる修復作業(yè)を年內(nèi)に始めたい考えを示している。
記事によると、甘粛省に殘っている長城の長さは全國2位の約3600キロメートルだ。ただ、洪水などの自然的な原因に加え、近年は鉄道や道路建設(shè)などの影響による損壊危機に直面しているという。(翻訳?編集/野谷)
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