2008年3月3日、新華網(wǎng)の報道によると、中國で鉱物資源のモグリの探査、採掘など違法行為を含む亂開発がこの2年あまりで合計17萬件以上に上ることがわかった。

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國土資源部の徐紹史（シュー?シャオシー）部長が同日、政府內(nèi)委員會のTV電話會議の席上、明らかにした。それによると、政府が取り締まりを強化し始めたこの2年で判明した無認可探査は全國で1350件以上、無認可採掘11萬5000件、違法採掘8000件、砿業(yè)権の違法譲渡2200件以上などとなっている。また、重度の環(huán)境汚染により閉山となった鉱山は4萬6000か所に上るという。

政府は石炭や鉄などの重要資源のほか、希少金屬を産出する鉱山を集中的に監(jiān)視している。しかし、砿業(yè)権の違法譲渡や、探査を名目とした違法採掘、閉山されたはずの鉱山の採掘再開、一部の地方で砿業(yè)権が勝手に認可されているなど、官民あげて法の網(wǎng)を巧みにかいくぐった亂開発行為も後が絶たない。徐部長は「取り締まり強化後も、この問題はいまだ根本的な解決を見ていない」と率直に認めている。

急速な経済成長により、中國の鉱業(yè)製品は需要の高まりから価格が高騰。採掘すれば違法なルートでも莫大な利益が得られることがこうした亂開発の背景になっているという。（翻訳?編集/岡田）