見た目も手觸りもまるで普通の紙と変わったところはないものの、表面に透かし彫りのある板を敷き、紫外線を照射すると、數(shù)秒後には図案が紙に「印刷」される。さらにこれをオゾンもしくは高溫にさらすと、30分もたたないうちに図案がなくなり、再利用できるようになる。この「魔法の紙」は字を何度も消すことができ、40回以上繰り返し使用できる。山東大學(xué)化學(xué)?化工學(xué)院の陳代栄譽(yù)教授のチームが発明したこの革新的な成果は、國際的な科學(xué)雑誌「ACS Applied Materials ＆ Interfaces」の最新號に掲載されたあと、世界主流の科學(xué)メディア「ネイチャー」（電子版）と米國化學(xué)會のニュースに引用された?？萍既請?bào)が伝えた。

チームは紙の生産による森林伐採問題を解消するため、シンプルな紡績技術(shù)によりこの三酸化タングステンで作る「複寫可能繊維膜」を開発した。

チームの王挺副研究員によると、この膜は紙に近い白色で、普通の紙に膜をコーティングするだけで使用できる。使用後、紫外線光を1-2分照射すると青みがかった紫色になり、その後數(shù)日で自然に色あせる。高溫環(huán)境もしくはオゾン発生裝置內(nèi)に置けば、十?dāng)?shù)分で色あせ、引き続き紫外光を照射すれば再び青みがかった紫色に戻る。この方法で「魔法の紙」に情報(bào)を何度も書き込み、消すことができる。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF）