2017年2月8日、カナダ紙グローバル?アンド?メールのウェブサイトは、偽造ビザで入國しようとする中國人が激増していると伝えた。

記事によると、カナダの入國管理局は2日に「上海とアディスアベバからの偽造一時滯在ビザ案件が激増している」との警告を発表?！甘褂盲丹欷皮い胍粫r滯在ビザのセキュリティー機(jī)能は本物と一緒だが、個人情報が改ざんされている」とし、出入國管理擔(dān)當(dāng)者に対して「航空便でカナダに到著する乗客の関連情報を可能な限り事前に取得しておくとともに、偽造ビザ判別に関する指導(dǎo)を受けること」と通達(dá)した。

カナダのラルフ?ゴデール公共安全?緊急事態(tài)準(zhǔn)備相は、偽造ビザで不法入國しようとして見つかる中國人の數(shù)が激増していることを認(rèn)める一方で、本物の一時滯在ビザがどのようにして偽造者の手に渡っているのかについては「説明できない」とした。

一時滯在ビザは観光客や外國人の労働者、留學(xué)生に発給されるもので、発給には申請者の犯罪歴や安全性、健康狀態(tài)についての審査が必要だが、カナダ政府は他國で行っているのと同様、中國國內(nèi)のビザ申請審査を私営企業(yè)に委託しているという。

カナダ政府は、偽造ビザで入國しようとする人物の多くは、かつて密入國をあっ旋する犯罪組織である「蛇頭」に7萬カナダドル（約610萬円）もの大金を支払って船で渡ってきた密航者と同じ階層で、同じ地域からやってきたとみている。

バンクーバーの移民問題に詳しい弁護(hù)士は、「偽造ビザはカナダ以外の國に行こうとする中國人にも利用されている可能性がある。ビザを持っているということは、カナダでリスクが低いと判定された証明になるからだ」と指摘。カナダ政府の元官僚は、「偽造ビザ所持者の一部は犯罪行為によって中國で指名手配されている中國人の可能性もある」とコメントした。（翻訳?編集/川尻）