2017年2月27日、韓國?東亜日?qǐng)?bào)はこのほど、樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)の親友?崔順実（チェ?スンシル）被告による國政介入事件が、韓國の公務(wù)員たちの仕事の仕方にある変化をもたらしていると報(bào)じた。

韓國の國家公務(wù)員の間で、業(yè)務(wù)中の會(huì)話や指示を細(xì)かく記録する人が増えている。行政自治部書記官のAさんは最近、上司の業(yè)務(wù)指示に従ったばかりに業(yè)務(wù)監(jiān)査を受け「被害」を受けた同僚らに勧められ、通話內(nèi)容を自動(dòng)で録音するアプリをダウンロードした。未來創(chuàng)造科學(xué)部事務(wù)官のBさんも、職場(chǎng)での會(huì)議の內(nèi)容を逐一録音し、時(shí)にあいまいな上司の指示も後で聞き返せるようにしている。

彼らが録音やメモを殘すのは、何より自衛(wèi)のため。樸大統(tǒng)領(lǐng)をめぐる一連のスキャンダルで崔順実被告の介入が大統(tǒng)領(lǐng)府や政府機(jī)関に及び、公職にあった人物が次々と刑事訴追されるのを目にしてきたため、上司や外部の指示?命令に従ったことで業(yè)務(wù)権限を超え、処罰される可能性を恐れているのだ。録音やメモは、萬一問題が発生した際に責(zé)任を逃れるための決定的証拠になる。

こうした現(xiàn)象は行政の透明性を高める肯定的な効果も期待できるものの、公職社會(huì)の革新の妨げになるとの指摘もある。國家公務(wù)員の間では「新しい仕事が自分の身に降ってくること事態(tài)が怖い。どんな仕事をするにしても現(xiàn)狀維持が一番安全」との聲も出ているという。延世大行政學(xué)科の文命在（ムン?ミョンジェ）教授は「公務(wù)員たちが政治的な利害関係に利用された過去がつくり出した、ほろ苦い光景」と分析した。

これについて韓國のネットユーザーからは「上司から言われたらどんなに不當(dāng)でも従うのが問題。そしてそんなシステムから成り立っている韓國はどうしようもない」「お互いが信じられず、不信に満ちた社會(huì)。上から下まで腐り切って悪臭が漂う社會(huì)。それが今の大韓民國だ」「イエスマンしか生き殘れない韓國の現(xiàn)実が切ない」など國の現(xiàn)狀を憂える聲が數(shù)多く寄せられた。

しかしその一方で「いい傾向だよ。公務(wù)員はロボットじゃない。ちゃんと考えて善悪を區(qū)別しなきゃ」「上司の裏切りを防ぐためには録音とメモは必須」「証拠を殘さなきゃ生き殘れない」「至極まっとうなやり方だと思う」「この國には透明性がやっぱり必要だよ」など、公務(wù)員たちの変化を肯定的に受け止める聲も寄せられている。（翻訳?編集/吉金）