2008年3月4日、新華網(wǎng)の報道によると、中國の內(nèi)陸部では初となる原子力発電所が湖北省に建設(shè)されることが決まり、同省人民政府と建設(shè)を請け負(fù)う「中國広東核電集団」は北京で合意文書に署名した。名稱は「湖北咸寧大ファン（田に反）原子力発電所」としている。

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2008年2月現(xiàn)在、中國國內(nèi)で稼動している原子力発電所は泰山第一、第二、第三（いずれも浙江?。⒋髞劄常◣跂|省）、第一期嶺澳（広東省）、田灣（江蘇省）の6か所11基。総発電容量は906．8萬kW。

急ピッチで経済発展を続ける中國は、原発をエネルギー政策の大きな柱としており、「國家原子力発電中長期発展計畫」では、2020年までに4000萬kWを原発でまかなうとの方針を掲げている。

國內(nèi)で原発の建設(shè)、管理を行っている「中國広東核電集団」によると、第二期泰山、第二期嶺澳原子力発電所の拡張工事が行われているほか、建設(shè)中の紅沿河、寧徳原子力発電所で計12基が新たに設(shè)置許可を受けている。しかし、これら未稼働の原発をすべて合わせても、容量は2000萬kWに遠(yuǎn)く及ばず、新規(guī)の原発建設(shè)を急ぐ必要がある、としている。

地域的にも、全國での均衡あるエネルギー供給を目指すには、內(nèi)陸部の原発建設(shè)は不可欠で、今回の湖北省での建設(shè)計畫はその足ががりになるものと見られる。

「中國広東核電集団」幹部は、「海外の原子力発電機をベースに、改良を加えてわが國獨自のCPR1000型発電機を完成した」と胸を張り、「今後も原子力発電発展のため、全國に工場を作り、研究開発を進(jìn)めたい」と意欲的だ。（翻訳?編集/小坂）