2008年3月4日、中國新聞網(wǎng)の報(bào)道によると、第11回全國人民代表大會(huì)第1回會(huì)議の記者會(huì)見の席上、姜恩柱（ジアン?エンジュウ）報(bào)道官は中國食品の安全問題について觸れ、「不合格食品は海外に出さない」などとして、海外の懸念を払拭しようという中國政府の姿勢を改めて強(qiáng)調(diào)した。

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姜報(bào)道官は「中國の輸出する食品の合格率は常に99％以上で、その安全性は保証されている」と述べ、國內(nèi)の生産體制に総體的に大きな問題はないとの認(rèn)識(shí)を示した。しかし、一方で「一部企業(yè)で法規(guī)や基準(zhǔn)を無視し、検査?検疫の目を逃れ、非正規(guī)ルートで輸出している例もある」とし、その結(jié)果、「中國食品の安全性に問題があったのは確か」と認(rèn)めた。

今後の対策として、「中國政府は検査と取り締まりを強(qiáng)化し、不合格食品を海外に出さないようにしていく」と述べた。また、國內(nèi)外の品質(zhì)安全基準(zhǔn)の食い違いに関しては、「國內(nèi)の基準(zhǔn)を強(qiáng)化していくことで解消していく」と語った。ただ、海外での一連の中國食品問題報(bào)道については、「まったくのでっち上げや、科學(xué)的な検証がされていないことまでもが報(bào)道されている」と不満を示した。

なお、食の安全についての中國國內(nèi)の法的規(guī)制強(qiáng)化については、2007年12月の第10回人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)で「食品安全法（草案）」に対する審議が行われており、責(zé)任の所在や管理制度、食品安全國家基準(zhǔn)など、各種の法規(guī)が定められている。（翻訳?編集/岡田）