2017年2月15日、韓國?聯(lián)合ニュースによると、韓國?慶尚南道金海市のソウル耳鼻咽喉科醫(yī)院內(nèi)に、慰安婦を象徴する少女像が設(shè)置されることが分かった。

現(xiàn)在、韓國內(nèi)の約50カ所に設(shè)置されている少女像は全て室外にあるが、今回は初めて室內(nèi)に設(shè)置される。また、少女像を設(shè)置する主體が団體ではなく個(gè)人であることも初めてのケースだという。除幕式は27日午後2時(shí)に開かれる予定だ。

「怒りと許しの碑」と名付けられた今回の少女像は、慶尚南道で活動する彫刻家のピョン?チェボンさんが制作した。他の少女像と異なり、橫に空の椅子が置かれていないことが特徴。その理由について、ピョンさんは「今もまだ慰安婦被害者らが韓國社會で居場所を見つけられずにさまよっていることを表現(xiàn)した」と明らかにした。

同醫(yī)院のチョン?テギ院長は、少女像の設(shè)置を決めた理由について「病院を訪れた人たちに韓國のつらい歴史を知らせ、記憶してもらいたい」と述べた。少女像設(shè)置の費(fèi)用1300萬ウォン（約130萬円）は全額、チョン院長が負(fù)擔(dān)した。チョン院長は「歴史は向き合ってこそ本當(dāng)の意味を持つ。他の人たちは忘れてしまうかもしれないが、私たちは忘れてはならない」と訴えている。

この報(bào)道に、韓國のネットユーザーからは「歴史は繰り返される。素晴らしい院長だ」「尊敬する。彼は真の醫(yī)療者」「パク大統(tǒng)領(lǐng)よりはるかに立派」「樸大統(tǒng)領(lǐng)が忘れてしまわないよう自腹まで切る院長の姿はとても美しい」「この動きが韓國社會、そして日本社會にまで拡散してほしい」「病院の待ち?xí)r間が歴史を振り返る時(shí)間になるね。子どもの教育にも良さそう」など、稱賛のコメントが寄せられた。（翻訳?編集/堂本）