2017年2月13日、スペイン紙エル?ムンド（電子版）は、エジプトの新首都建設(shè)計(jì)畫を請け負(fù)っていた中國國有企業(yè)が撤退すると報(bào)じた。

エジプト政府は2015年、首都カイロにおける人口膨張を緩和する目的で、カイロから東に45キロ離れた砂漠地帯に面積750平方キロメートルの新首都を建設(shè)することを発表した。計(jì)畫當(dāng)初のプロジェクト予算は450億ドル（約5兆1500億円）となっている。

中國はエジプトの新首都建設(shè)を「一帯一路」戦略上の重要プロジェクトと位置づけているとみられ、昨年國有企業(yè)の中國建築工程総公司（CSCEC）がエジプトの住宅?公益事業(yè)?都市共同體省との間で新首都建設(shè)第1期工事の請負(fù)契約を結(jié)んだ。契約金額は約30億ドル（約3430億円）、工期は3年間で、國家會議センター、議會ビルおよび12省庁のオフィスビルなどの建設(shè)を擔(dān)當(dāng)するプロジェクトだったが、価格面で折り合いがつかず、棚上げ狀態(tài)となっていた。

新首都プロジェクトの責(zé)任者であるアイマン?イスマイル氏は、「中國企業(yè)とは1平方メートル當(dāng)たりの単価で満足のいく合意が得られなかった。すでにエジプトの請負(fù)企業(yè)からもっと安いオファーを受けている」と語った。新首都建設(shè)は政府に加えて軍も參加するエジプトの一大國家プロジェクト。イスマイル氏は「新首都はエジプト人が自分たちで作る」と愛國心たっぷりに話しているという。（翻訳?編集/川尻）