2017年2月14日、韓國?朝鮮日報(bào)は、世界的ヒットとなった歌手?PSY（サイ）の「江南（カンナム）スタイル」で外國人観光客も多く訪れるようになったソウルのメーン通り?江南大路が、夜ごと「立ち小便」問題に悩まされていると報(bào)じた。

同紙が今月、多くの人でにぎわう金曜夜から翌朝にかけ江南周辺を調(diào)べた結(jié)果、駐車場や路地で立ち小便をする人が數(shù)十人にも上った。近くでフードトラックを運(yùn)営する男性は「トラックの後ろで男女関係なく用を足していることが多い。大聲で注意しても効果がない」と話している。

江南周辺には公衆(zhòng)トイレが少なく、立ち小便を個(gè)人的な逸脫行為として捉えることはできないという指摘も出ている。自治體が設(shè)置した公衆(zhòng)トイレは1カ所もなく、周辺ビルのオーナーが瑞草（ソチョ）區(qū)や江南區(qū)の支援を受けて市民が利用できるようにした「開放トイレ」が8カ所あるのみ、そのうち6カ所は午後11時(shí)に閉鎖されてしまう。江南大路の商店主らによると、昨年5月に江南駅近くの雑居ビルの公衆(zhòng)トイレで起こった通り魔殺人以降、周辺ビルのオーナーが人々に開放してきたトイレを閉鎖したため、トイレ不足が深刻化しているそうだ。

一方、區(qū)役所はビルオーナーらの非協(xié)力的な態(tài)度に問題があるとの立場を取っている。瑞草區(qū)関係者は「昨年の殺人事件以降、安全なトイレを確保すべく職員らがビルのオーナーを何度も訪ねて説得したが、『テナントが入らなくなったら責(zé)任を取れるのか』『財(cái)産権の侵害だ』と大部分が拒否したため、苦労している」と話している。しかしビルのオーナーらの話は異なり、トイレを開放すれば瑞草區(qū)はトイレットペーパーを、江南區(qū)は月8萬ウォン（約8000円）を補(bǔ)助するとしているものの、支援の規(guī)模が絶対的に足りないというのだ。

この報(bào)道を受け、韓國のネットユーザーからは男性を中心にコメントが続々と寄せられている。中でも目立つのは「中國と同レベル」「トイレの快適さが國のレベルを表すらしい（泣）」と現(xiàn)狀を嘆く聲や、「オーナーの考え方がばからしい。トイレの開放で損するって？それよりも臭い江南の街に來たいと思う人がいるかどうか考えるべき」「立ちションするやつは恥を知れ」と怒りをあらわにしたものだ。

一方で、「男はもともと立ち小便が得意。今さらトイレのせいにするなんて（笑）」「酒のせい？韓國の男の特性」と開き直ったようなコメント、「うちの犬も路上ではしない」とペットと比較するもの、「公衆(zhòng)トイレを設(shè)置すべき。一體どこに稅金を使ってるの？」「ヨーロッパなどでは有料トイレがあるようだ。韓國も繁華街では有料トイレを?qū)毪工伽工冉鉀Q策を提案するコメントも寄せられた。（翻訳?編集/松村）