2017年2月15日、米國の原子力空母カール?ビンソンを中心とする空母打撃群が南シナ海の中國の人工島の12カイリ（約22キロ）內(nèi)を航行する可能性があることを受け、中國外交部の耿爽（グン?シュアン）報道官は定例記者會見で、「米國は中國の主権と安全に挑戦するいかなる行為も取るべきではない」と警告した。米ボイス?オブ?アメリカの中國語ニュースサイトが伝えた。

米海軍専門誌ネイビー?タイムズは12日、米國防総省関係者の話として、カール?ビンソン空母打撃群がすでに西太平洋に入り、南シナ海に向けて航行していると伝えた。米海軍の計畫には、中國が領(lǐng)有権を主張するスプラトリー（南沙）諸島やパラセル（西沙）諸島で建設(shè)した人工島の12カイリ內(nèi)を航行することが含まれている。

耿報道官は、「いかなる國も航行?飛行の自由の名目で中國の主権と安全を侵害すべきでない」と反発。その上で、「南シナ海情勢は現(xiàn)在、積極的な方向へ発展している。われわれは、域外國が、中國と東南アジア諸國連合（ASEAN）の努力を尊重し、現(xiàn)在のこうした情勢をともに守り、揺るぎのないものとすることを望んでいる。同時に、米國に対しては、中國の主権と安全に挑戦するいかなる行為も取らず、南シナ海の平和と安定を守る地域の國々の努力を尊重するよう促す」と述べた。（翻訳?編集/柳川）