2017年2月15日、中國(guó)企業(yè)の対インド投資が急拡大している。昨年の投資額は10億6300萬(wàn)ドル（約1210億円）に上り、前年から6倍以上増加した。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

インドと中國(guó)は、南部のチェンナイ、バンガロール、マイソールを結(jié)ぶ在來(lái)線の高速化で合意。完成後にはチェンナイ?マイソール間の所要時(shí)間が2?3時(shí)間短縮される。インドは今後5年間で鉄道分野に600億ドル（約6兆8300億円）の投資を計(jì)畫(huà)しており、中國(guó)企業(yè)には巨大なチャンスとなるだろう。

ファーウェイ（華為技術(shù)）は昨年、インドの電子機(jī)器受託製造サービス（EMS）企業(yè)と協(xié)力し、インドでスマートフォンの製造を開(kāi)始すると発表。同工場(chǎng)の生産能力は2017年末までに300萬(wàn)臺(tái)に達(dá)する計(jì)畫(huà)だ。スマホメーカーのジオニー（金立）も昨年、50億元（約830億円）を投資してインドに工場(chǎng)を建設(shè)すると発表している。

電子商取引最大手のアリババ（阿里巴巴）は、インドのオンライン決済サービスPaytmに2億ドル（約227億円）を追加出資する。アリババはこれ以前にインドに6億8000萬(wàn)ドル（約774億円）を投資している。

米経済誌フォーブスによると、中國(guó)のインターネット企業(yè)が印ベンチャー企業(yè)に投資した金額は、2000年から16年3月までの累計(jì)が13億5000萬(wàn)ドル（約1536億円）だったのに対し、16年末には23億ドル（約2618億円）に達(dá)している。

中國(guó)駐インド大使館の経済商務(wù)參事官、李柏軍（リー?ボージュン）氏は「インドは中國(guó)企業(yè)にとって大きな投資機(jī)會(huì)となっている」と指摘する。対インド投資は2016年に10億6300萬(wàn)ドルに達(dá)し、15年に比べて6倍増加した。インドへの直接投資額は、14年までの累計(jì)が約24億ドル（約2732億円）であったのに対し、16年末には48億ドル（約5464億円）を超えるまでになっている。（翻訳?編集/柳川）