もはや人の住むところではない!?スモッグが中國人の移民を加速させる―中國メディア

Record China    2017年2月17日(金) 23時30分

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15日、中國メディア?法治周末は、大気汚染によるスモッグが中國人の移民の導火線になっていると報じた。資料寫真。

2017年2月15日、中國メディア?法治周末は、大気汚染によるスモッグが中國人の移民の導火線になっていると報じた。

近年、中國では大気汚染が深刻な狀態(tài)になっている。18歳で米國に留學した胡佳(フー?ジア)さんは大學院卒業(yè)後に帰國するつもりだったが、中國の大気汚染がますます深刻になっているという狀況を考え、最終的に移民を選択するしかなかったという。胡さんは「スモッグは真正面から私たちの生活に影響する。害が大きく、私たちには抗うすべもない。できることはただ風が吹くのを黙って待つことだけ」と語った。

また、北京で暮らす王[王路](ワン?ルー)さんは、1カ月ほど前に仲介業(yè)者に移民手続きを依頼した。理由は、5歳の娘の存在だ?!福铯希叭榨蕙攻颏筏皮い?、家から出ると車に押し込まれ、車から降りると逃げるように校舎へ入る。それでも安心はできなくて、娘をポケットにしまってやりたくなる」といい、強い不安と娘への愛情から移民を決心したそうだ。

北京のある移民仲介機構の擔當者によると、毎年大気汚染が深刻になる冬になると、春?秋の2倍の問い合わせがあるという。以前は「外國の生活に適応できるか」「良い仕事が見つかるか」といった悩みを持つ人が多かったというが、最近では環(huán)境や身の安全から移民を希望する人が多いといい、擔當者は「どんなところであれ今の環(huán)境よりは良いと考えているようだ」と話した。

中國グローバル化シンクタンク(CCG)が発表した「中國國際移民報告2015」によると、中國人の移民の數(shù)はすでに累計で1000萬人を超えており、世界4位の移民輸出國になっている。このうち、移民の理由に國內(nèi)の環(huán)境汚染問題を挙げた人の割合は20%で、教育(21%)に次いで2番目に多くなっている。

北京大學國家発展研究院の汪丁?。ē铳?ディンディン)教授は、「このまま中國の環(huán)境が悪化を続ければ、中高所得層や低所得の若い層が海外への移民に魅力を感じるのは必然である」とし、「誰にも止めることはできない。もし社會が安全という最低限の欲求も満たせないのであれば、その社會は人類が生活するのに適したところではない」と厳しく指摘している。(翻訳?編集/北田

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