2017年2月18日、韓國の若者が過去最悪の「就職氷河期」に直面している。企業(yè)の多くが內(nèi)外の不透明感から大卒者の採用規(guī)模を縮小しているためだ?！复髮W(xué)卒業(yè)＝失業(yè)」になりかねず、韓國紙は「若者の就職では完全な売り手市場となった日本と比較すると、韓國の現(xiàn)狀は一層悲慘に感じられる」と嘆いている。

韓國メディアによると、特に今年から19年までの3年間に4年制大學(xué)を卒業(yè)する若者は史上最悪の「就職氷河期」に直面する見通し。3年間の大學(xué)卒業(yè)者が過去最多で、それが就職市場に流入するのに対し、企業(yè)は採用枠を削減しているからだ。大企業(yè)関係者は「海外ではトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)の就任以降、各國が為替戦爭を展開する兆しが見えるほか、國內(nèi)では國政介入事件で正常な企業(yè)経営ができない狀況だ。こうした狀況で企業(yè)は本能的に投資や採用を減らそうとする」と指摘する。

10大企業(yè)グループでも今年採用を増やすところはほとんどない。SKグループが昨年に比べ100人増の8200人を採用すると表明しているだけだ。サムスン、現(xiàn)代自動車、LGなど殘るグループは「例年並み」と説明しており、採用規(guī)模を増やす可能性は低いとみられる。

就職情報サイトでも新規(guī)採用縮小の動きが顕著。インクルートが先月、上場企業(yè)2113社を?qū)澫螭私衲辘螔裼糜嫯嫟蛘{(diào)べたところ、回答した918社の採用予定人數(shù)は前年の採用規(guī)模に比べ5．2％（2521人）減の4萬5405人だった。業(yè)種別では食品?飲料を除く全ての業(yè)種で新規(guī)採用が減少する見通しであることが判明。今年の採用計畫はないと答えた企業(yè)も20％に達(dá)したという。

朝鮮日報は「今月卒業(yè)を控えたソウル市の私大（4年制）史學(xué)科の學(xué)生40人余りのうち、就職が決まったのはわずか10人足らずだ。大學(xué)院進(jìn)學(xué)者を除いても卒業(yè)予定者の半分以上が卒業(yè)と同時に『ニート』に陥る狀況だ」」と紹介。同學(xué)科を卒業(yè)予定の女子學(xué)生の「入學(xué)したころから『就職は容易ではない』と聞かされていたが、それでも當(dāng)時は先輩たちが卒業(yè)前に何とか就職に成功していた。卒業(yè)したらすぐに失業(yè)者になると思うとめまいがする」との聲を伝えている。

こうした現(xiàn)狀について、同紙は「『大學(xué)卒業(yè)＝失業(yè)』の韓國、かたや日本は完全な売り手市場」との社説を掲載?！缸蚰曜畲螭?．8%を記録した15?29歳の若年失業(yè)率も、今年になって史上初めて10%を突破することが確実な情勢だ」と指摘した。

その上で、昨年の日本の大學(xué)新卒者の就職率は97．3%、高卒者も97．7%に達(dá)したことに觸れ、「日本もいわゆる『失われた20年』の期間中は若者の就職難に苦しんだが、現(xiàn)在日本では新卒者たちが就職先をえり好みするのが普通」と言及?！溉毡兢软n國の間で就職率にここまで差が出た理由は規(guī)制緩和だ」として、政府に規(guī)制緩和の取り組みを求めている。（編集/日向）