2017年2月17日、中國の金融情報サイト?中金網(wǎng)が、日本メディアの報道を引用し、日本は睡眠不足で多くの経済的損失を被っていると伝えた。

記事によれば、睡眠不足による日本の経済的損失額は、年間1380億ドル（約1兆2800億円）に上る。専門家は、睡眠不足がもたらす弊害は、従業(yè)員が怒りっぽくなったり、健康に影響が及んだりするだけでなく、日本経済の発展にも悪影響だとしている。

記事は、歐州連合（EU）では（24時間につき）最低連続11時間の休息を確保するよう義務(wù)付けているが、日本では法制化されていないと指摘。厚生省によると、勤務(wù)終了後、一定時間以上の休息期間を設(shè)けることを義務(wù)付ける「勤務(wù)間インターバル制度」を?qū)毪筏皮い毪韦稀?700社中わずか2％に過ぎなかった。

日本政府はすでに、企業(yè)の勤務(wù)間インターバル制度の導(dǎo)入を後押しするため約4億円を予算に計上しており、50萬円を上限に企業(yè)への補(bǔ)助を行う方針だ。

記事は、日本の従業(yè)員の平均的な作業(yè)効率が低いことも関係しているとはいえ、睡眠不足が日本経済に與える負(fù)の影響は調(diào)査対象國の中で最も大きかったと指摘。睡眠不足による経済損失額をGDP比で見ると、日本は2．92％になる。

それで、日本の従業(yè)員は睡眠時間6時間未満を6?7時間に増やすならば、日本経済に大きなプラス効果になると伝えた。（翻訳?編集/山中）