トランプ政権の宇宙開発計畫明らかに、「主導権は米國」中國に対抗―米紙

Record China    2017年2月20日(月) 7時50分

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18日、米紙ワシントン?ポストはこのほど、米航空宇宙局(NASA)がトランプ米大統(tǒng)領の指導の下で中國の宇宙開発計畫に対抗するつもりだと伝えている。寫真はNASA本部。

2017年2月18日、參考消息網(wǎng)によると、米紙ワシントン?ポストは16日、米航空宇宙局(NASA)がトランプ米大統(tǒng)領の指導の下で中國の宇宙開発計畫に対抗するつもりだと伝えている。

ジョン?F?ケネディ大統(tǒng)領は1961年、「10年以內に人間を月に到達させる」との聲明を発表し、アポロ計畫を進めた。一方、現(xiàn)在のトランプ大統(tǒng)領はNASAに対し、1期目の任期中に月軌道への有人飛行を達成するように求めているという。大統(tǒng)領顧問の1人は「この意向は『米國が宇宙開発の分野で主導権を維持する』という中國に対する明確なメッセージだ」としている。

NASAは18年下半期にもスペースシャトルに代わる「オリオン宇宙船」を打ち上げる「EM-1」計畫を進めている。18年に無人試験機を打ち上げ、続く「EM-2」で有人飛行が計畫されているが、現(xiàn)在の開発スケジュールでは、トランプ大統(tǒng)領在任中の有人飛行は間に合わない。

宇宙開発は長い時間をかけて計畫されるが、今回明らかになったトランプ大統(tǒng)領の意向は、NASAにとって寢耳に水だ。NASAの関係者や宇宙開発専門家は「大統(tǒng)領は人々が驚くような計畫を発表し、宇宙開発の分野で注目を集めようとしているのではないか」と見ている。(翻訳?編集/岡田)

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