2018年の韓國(guó)?平昌（ピョンチャン）冬季五輪が1年後に迫り現(xiàn)地會(huì)場(chǎng)でテストイベントが続々と開(kāi)催される中、五輪開(kāi)催期間には宿泊施設(shè)不足という物理的な問(wèn)題が現(xiàn)実化しそうだと韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

平昌など五輪會(huì)場(chǎng)を擁する江原道（カンウォンド）は、五輪期間中の観客數(shù)を1日當(dāng)たり最大10萬(wàn)4610人と予想している。このうち6割の約6萬(wàn)人が宿泊すると仮定すると、ざっと3萬(wàn)室の客室が必要だ。しかし現(xiàn)在、競(jìng)技會(huì)場(chǎng)がある江陵（カンヌン）、平昌、旌善（チョンソン）のホテル?コンドミニアムをすべて合わせても75カ所6649室で大幅に足りない。このうちスケート競(jìng)技會(huì)場(chǎng)がある都市?江陵では大規(guī)模ホテル?リゾート6カ所を造成する五輪特區(qū)事業(yè)が進(jìn)められているが、本番まで1年を切った今も3カ所は著工すら始まらず、五輪での活用は事実上不可能な狀態(tài)だ。

そこで五輪開(kāi)催都市から離れた町をみると、半徑90キロ以內(nèi)の束草（ソクチョ）?原州（ウォンジュ）?襄陽(yáng)（ヤンヤン）など各地のホテル?コンドミニアムを合計(jì)しても、確保できるのは48カ所4229室、他にモーテルやペンションなど3361の業(yè)者があるものの朝食提供などの問(wèn)題はなお?dú)垽搿?/p>

こうした中で道が進(jìn)めているのが、14年のロシア?ソチ冬季五輪でもホテル不足問(wèn)題を解消したという、港に停泊するクルーズに泊まってもらう案だ?，F(xiàn)在、ソウルの観光業(yè)者が束草港に4萬(wàn)トン級(jí)のクルーズを出す事業(yè)を提案中で、道はこれと合わせ、五輪開(kāi)催期間前後に、日本や中國(guó)、ロシアからの訪韓観光客3萬(wàn)人をクルーズで誘致する計(jì)畫も進(jìn)めている。日本の場(chǎng)合、金沢港から7萬(wàn)トン級(jí)のクルーズで出発、平昌五輪の競(jìng)技観覧と観光を含めた4泊5日の日程が検討されているという。

韓國(guó)では國(guó)政介入事件の核心人物?崔順実（チェ?スンシル）被告の手が五輪にまで及んでいた疑惑が強(qiáng)まり、國(guó)民の五輪への関心がいまひとつと報(bào)じられているが、この報(bào)道にさらに懸念を募らせた人も少なくないようだ。記事には「ちゃんと五輪ができるんだろうか？むしろ最初から約束された國(guó)際的な恥辱イベントじゃないか？」「盛り上がらず終わるのが予測(cè)できる。五輪が終わっても殘るのは借金だけだね」「こんな貧しい國(guó)で五輪だなんて、何を考えてるんだ？」といった聲が多數(shù)寄せられている。

また「?jìng)€(gè)人的には今度の五輪は大いに期待。どんな笑える事態(tài)が起こるか楽しみだ」と皮肉る聲や、「そもそも3萬(wàn)室も必要なほど客が來(lái)ない可能性もある」と冷めた意見(jiàn)もあった。（翻訳?編集/吉金）