2017年2月20日、中國(guó)紙?光明日?qǐng)?bào)は日本の殘業(yè)文化の問題點(diǎn)とその改善方法について分析する記事を掲載した。

記事は、日本では殘業(yè)が日常茶飯事であり、過労死が殘業(yè)文化の特色となっていると主張。日本政府が最近になって殘業(yè)時(shí)間に上限を設(shè)けるなどの法律改正を論議し始めたと紹介した。

現(xiàn)在の厚生労働省の労災(zāi)認(rèn)定基準(zhǔn)では、1カ月の殘業(yè)が100時(shí)間を超えるか、2?6か月前の月平均殘業(yè)時(shí)間が80時(shí)間を超えた場(chǎng)合を過労死ラインとしている。しかし、厚生労働省が昨年発表した労働白書によると、殘業(yè)時(shí)間が過労死ラインを超えている企業(yè)が20％以上あったという。これを受けて、日本政府は月の殘業(yè)時(shí)間を60時(shí)間までとし、年間720時(shí)間まで、繁忙期でも100時(shí)間までとする方向で調(diào)整している。

しかし記事は、殘業(yè)文化がもたらす負(fù)の影響は、法律で解決できる問題ではないと主張。長(zhǎng)年の不景気でリストラなど人員削減をしており、殘った社員は大量の仕事を処理しなければならず、終身雇用制度ゆえに転職も難しく、年功序列のため仕事時(shí)間は長(zhǎng)いほど昇進(jìn)の機(jī)會(huì)が開けるため、日本では殘業(yè)しないことは難しい狀況だと伝えた。

その上で記事は、殘業(yè)をする人は四つの部類に分けられると分析。それは、チームワークを重視し同僚に付き合って殘業(yè)する「會(huì)社に対する忠誠(chéng)度が高い人たち」、わざとゆっくり仕事をして殘業(yè)することで熱心に仕事をしているように見せかける「作業(yè)効率の悪い人たち」、「殘業(yè)以外にすることがない人たち」、職場(chǎng)の人間関係構(gòu)築のため退勤後も飲みに行かざるを得なくなる「強(qiáng)制的に飲み會(huì)に參加させられる人たち」だという。

しかし、日本でも殘業(yè)をしないことは可能だと記事は指摘。作業(yè)內(nèi)容と時(shí)間をよく計(jì)畫し、時(shí)間內(nèi)で作業(yè)を終えるようにすること、「殘業(yè)＝真面目に仕事する人」という誤った概念を捨てること、誤ったチームワーク精神を否定する勇気を持つこと、仕事以外の楽しみを見つけることを提言した。（翻訳?編集/山中）