2017年2月19日、米華字メディア?多維新聞によると、北京市では行政機(jī)能を郊外の通州區(qū)に移転する計(jì)畫(huà)が進(jìn)んでいる。

【その他の寫(xiě)真】

計(jì)畫(huà)では、北京市の「4大政治組織」すなわち政府、共産黨委員會(huì)、人民代表大會(huì)、政治協(xié)商委員會(huì)や、市の行政機(jī)関を郊外の通州區(qū)へと移転するという。記事は、北京市では1990年のアジア大會(huì)開(kāi)催を契機(jī)とした無(wú)秩序な都市開(kāi)発に歯止めがかからなくなり人口が急増、今では世界トップレベルの人口過(guò)密都市となっており、今回の計(jì)畫(huà)によって40萬(wàn)の人口が通州へと分散する見(jiàn)込みだと伝えている。

1950年代初めに共産黨の學(xué)者が「行政機(jī)能は通州に置き、北京城エリアは古い城壁と王朝時(shí)代の建築を殘すべきだ」と提案したが、「天安門(mén)の城壁の上に立ち、工業(yè)化の象徴である煙突が場(chǎng)內(nèi)の至る所にそびえ立つ様子を見(jiàn)たい」と考えていた毛沢東の認(rèn)可を得ることができなかったという。

記事は「郊外の通州に引っ越すと醫(yī)療や教育、生活に関するリソースを十分に享受する権利が失われるのではないかと心配する人は多い。また、黨中央の高圧的な移転政策に対して、北京市の共産黨組織は決して喜んではいない。ただ、都心にある多くの名門(mén)校や病院の移転は、彼らの慰めになることだろう」としている。（翻訳?編集/川尻）