Record China 2017年2月26日(日) 10時50分
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21日、米マサチューセッツ工科大學の客員教授、陳碩堅氏が紹介した「最も反中なのはどの國のメディアか」の分析結果が中國で大きな話題となっている。資料寫真。
2017年2月21日、米マサチューセッツ工科大學の客員教授、陳碩堅氏が紹介した「最も反中なのはどの國のメディアか」との分析結果が中國で大きな話題となっている。
これはニュース報道についてのGDELTと呼ばれるデータベースを利用したもので、報道が中立である場合、「褒貶指數」は0となり、報道が否定的であるほど指數はマイナスの數値が大きくなり、報道が肯定的であるほど指數はプラスの數値が大きくなる。
多くの人は直感的に、西側メディアは中國に対し否定的だと思いがちだ。だが歐米主要國メディアの中國に対する褒貶指數を見ると、英國1.335、米國0.307、ドイツ1.186、フランス1.202、イタリア2.034、イスラエル2.229、オーストラリア1.256、カナダ0.766と、すべてプラスの數値を示している。
一方、中國に対し否定的な報道が多い國は韓國-1.639、日本-1.554、ベトナム-1.420だ。
次に中國メディアの自國及び主要國に対する褒貶指數を見ると、対中國1.222、対パキスタン0.857、対英國-0.859、対ドイツ-1.111、対フランス-1.317、対米國-2.091、対日本-2.527という狀況だ。この結果から分かるのは、中國メディアは最も「愛國」だということだ。自國に対する肯定的な報道が他國に対するそれを大きく上回るという狀況は他の國では見られない(自國に対する褒貶指數は、英國-0.365、米國-0.876)。
総括すると「西側大國メディアの対中國報道は肯定的なものが多い」「中國メディアの対西側大國報道は否定的なものが多い」「英米メディアは自國に対して否定的な報道が多い」「中國メディアは自國に対して肯定的な報道が多い」「中國メディアの外國に対する報道は自國に対する報道より否定的」ということになる。
この記事は、中國のさまざまなメディアで取り上げられ、関心を集めている。調査結果については「中國メディアはプロバイダー(情報の提供者)だが、歐米メディアは政府を監(jiān)視するのが役割だ。同じ土俵で比較するのはおかしい」などの反対意見も出ている。(翻訳?編集/柳川)
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