冬季アジア大會、韓國ショートトラックの女王が中國選手の“妨害”で失格に=韓國ネット憤慨「これはスポーツじゃない」「日本人に勝たせるため?」

Record China    2017年2月22日(水) 0時30分

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21日、韓國ショートトラックの「女王」と呼ばれるシム?ソクヒ選手が、札幌で開かれている冬季アジア大會に出場するも失格処分となったニュースが、韓國で大きな注目を集めている。寫真は試合會場の真駒內(nèi)公園屋內(nèi)競技場。

2017年2月21日、韓國ショートトラックの「女王」と呼ばれるシム?ソクヒ選手(20)が、札幌で開かれている冬季アジア大會に出場するも失格処分となったニュースが、韓國で大きな注目を集めている。韓國のスポーツ紙や一般紙など多くのメディアが、レース中に中國選手による妨害行為があったとし、いわばこの「犠牲」となったシム選手が失格となるのは「理解できない判定」だと報じたためだ。

シム選手は21日、札幌市の真駒內(nèi)公園屋內(nèi)競技場で行われた同大會女子ショートトラック500メートル決勝に出場した。予選から準(zhǔn)決勝まですべてトップで通過し、金メダルの最有力候補だったシム選手は、決勝で中國の范可新(ファン?カーシン)選手と激しい1位爭いを繰り広げる。最後の1周、ようやく先を走る范選手を追い抜き1位に上がったシム選手だったが、次の瞬間、范選手の「いけない手」(韓國メディア)がシム選手の膝に伸び、再び2位に。先頭の2人がもつれる中、結(jié)局3位を走っていた中國の選手がトップでゴール、その後を范、シム両選手が続いた。そして試合後、問題のシーンについて協(xié)議した審判団は両選手を失格処分とし、これにより2位には繰り上がりで日本の伊藤亜由子選手が入った。

これを報じた韓國メディアの多くは、「中國がまた」などの見出しを打った。范選手には、14年ロシア?ソチ冬季五輪の1000メートル決勝で1位を走っていたパク?スンヒ選手(韓國)の腕をつかもうとしたという「前科」があり、以來、韓國では「悪い手」「いけない手」といった不名譽なあだ名で知られていたためだ。OSENは、「ソチ五輪から3年という時間が流れたが范可新の『いけない手』は相変わらずだった」と批判的に伝え、韓國のネットユーザーからも「そんなことをしてうれしいのか?」「中國人のやることはひどい」「戦略のうちと言うにはあからさま過ぎる」など范選手に怒りをぶつける聲や、「なぜシム選手が失格なのか意味が分からない」「ムカつく」「こんなのはスポーツじゃない」と判定に憤る聲が多數(shù)寄せられている。

また日本選手が結(jié)果的に銀メダルを獲得したからか「日本に勝たせるためにシム選手まで失格にしたんだろう」「中國も日本も許し難い」「日本も中國も、神聖なるスポーツの場で汚いぞ」など日本に言及するコメントも目立った。(翻訳?編集/吉金

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