<札幌冬季アジア大會>ショートトラック決勝で中韓選手が失格に=韓國は激怒、中國は淡々、一體何が起きたのか

Record China    2017年2月22日(水) 11時50分

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札幌で開催されている冬季アジア大會の女子ショートトラック500メートル決勝で、レース中に交錯した中國と韓國の選手が共に失格となったことが、両國で物議を醸している。寫真は範可新。

札幌で開催されている冬季アジア大會の女子ショートトラック500メートル決勝で、レース中に交錯した中國と韓國の選手が共に失格となったことが、両國で物議を醸している。

21日に行われた決勝は、序盤に中國の範可新(ファン?カーシン)がリードし、韓國のシム?ソクヒがそれに続く展開だったが、最後の1周で「事件」が起きた。インコースから抜きにかかったシムの右足に、範が左手をかけるようなしぐさを見せた。両選手がもつれる間に中國の臧一沢(ザン?イーザー)がトップでゴールし、範、シムが続いた。

問題のシーンについてレース後に審判団が協(xié)議した結果、範とシムが失格処分となった。これに怒り心頭だったのが韓國だ。複數(shù)の韓國メディアは、範が14年のソチ五輪に出場した際、韓國選手の腕をつかもうとしたことを取り上げ、「またやった」「反則王?範可新」「被害者シム?ソクヒ、加害者範可新」などと伝えている。韓國のネットユーザーからも中國人に対する批判や、シムが失格になった判定への不満が多數(shù)上がった。

一方で、中國のメディアは範のレース後のコメントを紹介するなど、事実を淡々と伝える記事が多い。だがネットユーザーからは、「カーブでインコースに手をつくのは當然。そこに無理やり突っ込んでくるんだから(シムの)自業(yè)自得」「インコースから無理やり入ってきて(範を押し出すように)カーブで直進したのだからシムが先に反則したのは明らか」とシム側(cè)に非があるという聲が多い。

問題のシーンについて、2人はインタビューにそれぞれ応えている。範は「シムが(インコースから)無理やり割って入ってきて、外に押し出そうとした。接觸がなければ優(yōu)勝できていたと思う」とし、シムの足に手をかけたことについては「カーブに入って氷に手をつこうとした時に押されたので接觸した」と説明した。ただ「私がシムに追い抜く隙を與えてしまったからでしょう。もっと練習が必要」とも語った。

一方のシムは「(自分が)インコースに入るタイミングに問題があって失格になったようです。範可新は私をつかんだので失格になったのでしょう。予想はしていたけど、あのような狀況になること自體を防ぐことができなかった。どう考えても自分(の力)が足りなかった」と話しているという。

ショートトラックをめぐっては、中韓どちらも強豪國だということや、身體的接觸が多い競技ということもあり、中國と韓國のメディアやファンによる論戦がことあるごとに展開されている。(翻訳?編集/北田

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