2008年3月7日、新華網(wǎng)の報(bào)道によると、継続的な降雪に見(jiàn)舞われて、四川省石渠県では國(guó)家指定の重要保護(hù)動(dòng)物であるチベットカモシカが千頭近く死亡した。同県政府の発表によると、大雪や低溫による悪天候は3月上旬まで続く見(jiàn)通しだ。

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今年1月中旬から3月初めにかけて、四川省甘孜（カンゼ）チベット族自治州石渠県では10度の持続的な降雪に見(jiàn)舞われた。観測(cè)史上最も深刻な大雪被害によって、同県全體で9割近くの住民が被災(zāi)、凍傷者は2000人前後にのぼり、大量の家畜が死亡した。

チベットカモシカは、絶滅の危懼に瀕する野生動(dòng)物で、北京五輪マスコットのひとつ。中國(guó)では國(guó)家二級(jí)保護(hù)動(dòng)物に指定されている。広大なチベット高原に多く生息し、草などを食べる。しかし、草原を覆った積雪や結(jié)氷によって餌環(huán)境が悪化し、大量のチベットカモシカが凍死あるいは餓死した。地元政府の調(diào)べによると、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で1028頭のチベットカモシカの死亡が確認(rèn)されている。

関連部門(mén)は飼料用の草をまくなどの救済措置を講じているが、降雪被害で牧畜民が栽培する牧草も不足しており、「焼け石に水」のような狀態(tài)だ。（翻訳?編集/下妻）