2008年3月8日、新快報によれば、中國の全國政治協(xié)商會議で韋葦(ウェイ?ウェイ)委員が「政府は國內(nèi)旅行を奨勵すべきではない」とする新しい観點を発表した。理由は「國內(nèi)旅行は財政に貢獻しない」からだという。

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政府工作報告の議論の場で、韋委員は、海外からの観光客を増やすことで國の外貨収入を増やすことはできるが、國內(nèi)旅行は省や地域間でのやりとりに過ぎず、貧困層の就業(yè)機會を増やすことはできても、社會全體を潤すことができないばかりか、環(huán)境汚染やエネルギー資源の無駄遣い、歴史遺産の破壊につながると発言した。持続的発展という観點から、國內(nèi)旅行の規(guī)模を抑制すべきだとした。

この発言に、広東省の観光業(yè)界は強く反発している。ある大手旅行會社は、「國內(nèi)旅行は市場経済の発展に大きく貢獻している」と反論。広州観光協(xié)會によれば、2006年の中國の旅行総収入は8935億元（約13兆円）で、國內(nèi)旅行が全體の69．7％を占め、6230億元（約9兆円）。07年ゴールデンウィークの統(tǒng)計でも、國內(nèi)の旅行客者數(shù)と旅行収入は増加を続けており、國內(nèi)旅行を抑制することは社會全體にとって何のプラスにもならない。ある業(yè)界関係者は、もし國內(nèi)旅行が抑制されれば、國內(nèi)の旅行會社だけでなく、関連する交通、ホテル、観光地などの業(yè)界にとっても打撃となると話す。

また、広州観光協(xié)會の専門家によれば、國內(nèi)の旅行業(yè)界は環(huán)境や歴史遺産の保護にも盡力しており、もし國內(nèi)旅行が抑制されれば、全體の2割に過ぎない外國人観光客からの収入に頼らざるを得なくなり、保護活動にも支障が出るとしている。（翻訳?編集/岡田）