■■■■■2008年03月13日■■■■■

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聖火ランナー名簿正式発表へ…國(guó)內(nèi)ランナーに外國(guó)人も

3月末から始まる北京五輪の聖火リレーで、中國(guó)國(guó)內(nèi)のランナーの名簿が間もなく発表される。

去年6月23日から、北京五輪組織委員會(huì)は中國(guó)國(guó)內(nèi)の聖火ランナーの公募を開(kāi)始。いわゆる『模範(fàn)的』とされる労働者から著名人まで、専門家による審査とインターネットによる投票などを通じて、選出された。

選ばれたのは最年少が14歳、最高齢が93歳で、『民族団結(jié)』を謳う中國(guó)は56の民族全てを網(wǎng)羅した。

また「中國(guó)の改革と発展に大きな貢獻(xiàn)を果たした」とされる外國(guó)人も8人選ばれた。國(guó)籍はそれぞれ米國(guó)、フィリピン、ドイツ、インド、コロンビア、ロシア、ベネズエラ、そして日本。北京市內(nèi)でIT會(huì)社を経営する日本人會(huì)社社長(zhǎng)(56歳)が名簿に入った。同氏は中國(guó)西部の新疆地區(qū)を走る予定だということだ。

なお、聖火ランナーは全世界と中國(guó)全土を回る予定で、ランナーの數(shù)は計(jì)21000人あまりと過(guò)去最多になる。

聖火リレーはまず、古代五輪が行われたギリシャの古代遺跡オリンピアで現(xiàn)地時(shí)間24日正午に採(cǎi)火され、ギリシャ市內(nèi)を7日間かけてリレーしたあと、30日、アテネ市內(nèi)で、北京五輪組織委員會(huì)に引き渡される。その後、海外でのリレーが行われ、5月4日から、海南島を皮切りに中國(guó)國(guó)內(nèi)をまわる。

最大の見(jiàn)所でもある世界最高峰チョモランマへの聖火の登頂についても、順調(diào)に準(zhǔn)備が進(jìn)んでおり、まもなくベースキャンプ作りが行われ、5月の登頂を目指している。

この聖火リレーは、北京五輪の実質(zhì)的なスタートといえるものでもあり、中國(guó)國(guó)內(nèi)の注目度も高い。ギリシャでの採(cǎi)火式やリレーを見(jiàn)學(xué)するツアーも売り出され、人気を博しているようだ。また中國(guó)中央テレビ、中國(guó)國(guó)際放送など主要メディアはこの聖火リレーの一部始終を追い、國(guó)內(nèi)に向け伝えることになっている。

今月末の聖火リレー開(kāi)始以降、かつての五輪では考えられないような大規(guī)模な報(bào)道合戦が繰り広げられ、『聖火フィーバー』が國(guó)內(nèi)に起きることは間違いないだろう。

＜注：この文章は筆者の承諾を得て個(gè)人ブログから転載したものです＞

■筆者プロフィール：朝倉(cāng)浩之

奈良県出身。同志社大學(xué)卒業(yè)後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ?ニュース?ドキュメンタリー等の制作?取材に関わる?，F(xiàn)在は中國(guó)にわたり、中國(guó)スポーツの取材、執(zhí)筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中國(guó)國(guó)際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。